引きずっている過去の出来事から逃れたいときは・・

気が付くと、

過去の嫌な出来事を思い出して

ぐるぐる

引きずっていることって

ありますよね。

 

 

仕事中に、

急に感情が湧きあがって来て

トイレで涙する・・

 

私もそんなことがありました。

 

 

そんな記憶、

消し去りたい、

燃やしてしまいたい、

失くしてしまいたい・・・

って思います。

 

そんな時はどうしたらよいか、

というと、

 

実際に

紙に書くなどしてそれを

水に流したり、

燃やしたり、

びりびりに破いて捨てたり、

すればいいんです。

 

簡単でしょ(笑)

 

 

でも、

これだと

ちょっと乱暴な感じもします。

 

 

なぜなら、

過去の出来事には

意味があるからです。

 

 

どんなに辛い出来事だったとしても、

あなたの人生に出てきたということは

意味があるからなんです。

 

 

 

だから、

ていねいに扱うことが

必要なんです。

 

 

 

 

NLPの中に

「スウィッシュ」というワークがあります。

 

過去の出来事と

上手に距離を置くためのものです。

 

 

過去の出来事を

感覚でイメージして、

それを飛ばすんです。

 

例えば

過去の出来事を

「絵」という視覚でイメージして

その「絵」を飛ばすんです。

 

飛ばすといっても

壊すのではなく、

大きさや、色を変えて

あなたの記憶の引き出しの

奥の奥へしまい込む

という感じです。

 

 

 

人の記憶の仕方って

いろんなパターンがあります。

 

快の記憶は

カラーで大きい、

不快な記憶は

白黒で小さい、とか。

 

鮮明な記憶は

大きくて立体的、

 

あいまいな記憶は

ピンボケして見える、

というような感じです。

 

このように、

いい記憶と嫌な記憶の

記憶の仕方が違います。

 

それを利用して、

嫌な記憶をいい記憶の仕方に変えるんです。

 

そうすると、

過去の嫌な出来事の記憶が

出てきにくくなります。

 

出てきたとしても

ぼやーっとしていて、なんだったっけ?

という感じになります。

 

 

記憶って

思い出すことで

鮮明になっていきます。

 

勉強の「暗記」と同じですね。

繰り返し、繰り返し思い出すことで

覚える。

 

だから、

嫌な記憶も

無意識に何度も何度も思い出して

記憶を鮮明に描いちゃってるんです。

 

スウィッシュは、

意図的に鮮明さを取り除き

ぼわーっとした記憶にさせるんです。

 

ぼわーっとした記憶って

あまり思い出さないですよね。

 

思い出さなければ、

思い出せなくなります。

 

たとえ何かのきっかけで思い出したとしても

ぼわーっとしているので

他人事のような感覚になるんです。

 

 

引きずっている過去の出来事から逃れたいときは

記憶を小さくする

ということを知っていてくださいね。

 

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海野 純子

海野 純子

海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

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