親の役目はいつまででしょうか

 

親の役目はいつまでなのでしょうか。

親は一生、親です。

親は、子どもが何歳になっても

子どもの幸せを願って生きるのだろうと

思います。

 

ですが、親の衣食住をお整える役目には

終わりがあります。

 

子どもたちは

いつか巣立ちます。

 

巣立つように

育てなければいけません。

 

いつまでも親が衣食住を保証していては

いけないと思うのです。

 

巣立ちはいつ訪れるのでしょうか。

巣立つ時期の明確なイメージを

持っていますか?

 

そのイメージは、子どもと

共有していますか?

 

我が家では、18歳の3月までが

子育て期間と決めています。

 

18歳の3月までで、

子どもたちへの衣食住の提供は

終わります。

 

それ以降は、子どもたちには

巣立ってもらいます。

 

大学に進学する場合も、

基本的には自分の責任において

学費・生活も含めて考えてもらう。

奨学金もありますし、寮もあります。

 

自分でお金を払ってでも

大学で学びたいのかどうかを

考えた上で決めてもらおうと

思っているのです。

 

高校への進学をするのかしないのか

考えるときにも、

 

18歳の3月には

自分で生活していくという

イメージを持ってもらって

そのために、どうするのが

自分にとってよりよいのか、という発想で

決めてもらう予定です。

 

18歳4月からは、

親に干渉されない。

自分で生きる。

 

そこだけは約束事項としていて

それまでの道のりは色んな選択肢が

あっていい、と

確認しあっています。

 

この子育ての終わりを、

次女が5年生でフリースクールに

行き始めたときに

 

当時小6と小5の長女と次女に

話しました。

 

それまで、

「大人になったら家を出て

自分の力で自由に生きるのよ」

とは話していたものの、

 

年齢が、18歳なのか、20歳なのか

22歳なのか、定められていませんでした。

 

基本は20歳だけれど、

大学に進学したら22歳まで?

進学しない場合は18歳?

そのあたりが決められていなかったのです。

 

ですが、それを18歳と、

ハッキリさせました。

 

年齢を、しっかり示さないと

選択肢の中から

何を選べばいいのか、

子ども自身が決めにくいと思ったからです。

 

当時小6だった長女は

基本的には20歳だと言われていた巣立ちが

18歳になったことを、泣いて怒りました。

 

18だなんて聞いていない、と。

 

ああ、それくらい、

巣立ちの時期を明確にすることは

子どもにとって、重大なことなのだと

そのときに思い知らされました。

 

みなさんは、子育ての終わりを

決めておられますか?

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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