お願い下手にならないために

あなたはお願い下手ですか?

それとも、お願い上手ですか?

 

お子さんには、社会の中で、

自立して生きられるように

なってほしい、と

多くの親御さんは望んでいると思います。

 

自立というのは、何でも一人で抱え込んで

自分だけで解決しようとすることではなく

 

難しいことには

ヘルプを自分から出して人を頼り、

生きていく力です。

 

自分は何ができなくて

何を助けてほしいのかを把握し

自分から助けを求められるように

なる力のことです。

 

つまり、自立とは

「お願い力」を身につけること

ともいえるのです。

 

お願い力には、

・不得手を認める自己受容

・要望を明確にすること

の2つが必要です。

 

わたしは、長い間

人に弱みを見せられない

お願い下手でした。

 

ずいぶんましになったけれど

まだまだ、名残はあります。

 

弱みを見せられない

お願い下手は

やっかいです。

 

なぜなら、

弱みを見せられないのは

できない自分を受け入れていないから。

(できる自分でいたい)

 

自分で受け入れられていないから

人に頼って助けを求めることができません。

 

そのかわり、

自分の口からは言えない(お願いできない)から

察してよ!!!

となりやすいです。

 

助けてほしいのに、

助けてほしいとは言えなくて

察して助けてもらいたいと思っている。

 

察してもらえないことを

誰も分かってくれない、と感じ

悲劇のヒロインになっていたフシもあります。

 

ものすごくやっかいですね。

 

困ったときに、

察してもらえたら楽ですよね。

 

お願いしていないのに

思った通りのヘルプが得られたら

楽ですよね。

 

誰かにして欲しいことがあるときは

自分から言葉にしてお願いする。

 

私には(力不足で)これができないので

お願いできませんか、とちゃんと依頼する。

・不得手を認める自己受容

・要望を明確にしてお願いする

 

子どもたちにも

自分の不得手をそのまま認めること

自分でお願いすることを

できるようになってほしいのです。

 

お願い力を身につける、です。

 

朝、我が家の娘たちを学校まで

送っていくときがあります。

 

起きるのが遅かったり

学校に行きたくない気持ちが出てきたりして

送って欲しそうにしていても

 

こちらから

「送って行こうか?」とは

言わないようにしています。

 

お願いできるようになって欲しいので

あえて、察しないように気をつけています。

 

「送ってもらえる?」と

声をかけられるまでは何にもしないように

心がけています。

 

お願いも何度もやってみて、

慣れていけばいいのですよね。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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