すべて自分で選んできた。

あなたは生まれてくるときに
性質も、個性も、人生も、
これがいい!って選んで
生まれてきた。

それを応援してくれそうな、
それをサポートしてくれそうな、
それを一緒に過ごしたら楽しそうな、
両親を選んでね。

本で読んだ、テレビで言われているような
人生があなたの望んだ人生ではないはず。
雑誌に乗っている様な、誰か他の人のような、
人生があなたが望んだあなたではないはず。

そんなことを、私に思い出せてくれたのは、
子どもたちとの時間。

助産師さんが教えてくれた。

誕生日はね、赤ちゃんが決めるのよ。
どの日に生まれたいか、ちゃんと決めてくるんだから。
その日が、その子にとって一番いい日だから

破水して、
予定日より早くお産になり、
不安が広がった私に、
そう声を掛けてくれた。

赤ちゃんは、全部自分で選んで生まれてくる。
いつ、どうやって、生まれてきたいのか、
だから、大丈夫よ。

破水しても、陣痛がなかなか来なかった。
そんな時も、助産師さんが教えてくれた。

陣痛は、あかちゃんが起こすのよ。
準備ができたから、いくよ!ってサインだからね。
それは、あかちゃんが決めてくれるよ。

実際陣痛が始まった時。

本当に聞こえた、「行くよ」っていう声。
自然と「おいで」って心の中で対話しながら、
心でぎゅって、抱きしめる。

ひたすらじゃましないことだけを考えていました。
生まれて来ようとする命に「強い意思」を感じたのです。

私と長男、2つの命のリズムが響き合って、
お互いを聴き合い、1つのゴールに向かっていく。

どんどん、自分の骨がバラバラになって、
体がぎりぎりまでほどけていくのを感じながら、
人間と命の繊細さ、神秘感じた時間でした。

みんな、すべて自分で選んできてるんだ。

生まれてきた長男は、
4歳くらいになると、生まれてくる時をしてくれました。
椅子の下をぐるぐる回りながら、

こうやってね、できたんだよ!!
ってやってくれたり。

よくお空の話をしてくれた。
お空の話というのは、生まれてくる前の話。

お空から、母のお腹に行く時ね。
急に真っ暗になって、とってもこわかったの。
気が付いたら、あったかかったけど。
あれは、大きな雲の中だったのかな~?

それを聞きながら、
「命を持って、生まれてくる」ことも、
全て、自分で選んできているんだ。

そう実感させてくれたんです。

本当に、そうか?
検証なんてできない。

もしかして、そうだったとしたら・・・

そんな気持ちで受け止めてみたら

自分が、自分である事を、自分が決めてきたとしたら・・。

決めてきたもの、なぁに?
これがいい!って持ってきたもの、なぁに?
体験したいっておもってきたもの、なぁに?

みんな、全部、自分の中に、持っている。

すべて自分で選んできたんだから!

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木村祐理

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木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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