心の豊かさって何でしょう。
かつては
心の豊かさよりモノの豊かさを求める時代
と言われていますよね。
大量生産大量消費の高度経済成長。
産めよ増やせよ!
なんて、すごいスローガンです(苦笑)
このような昭和の時代は、
モノの豊かさによって心の豊かさを得ていたのだと
理解できます。
団地に住んで
テレビが家にあって
冷蔵庫も洗濯機もあって
生活がラクになれば
心もラクになりますよね。
それが、
ある程度生活のベースが持てるようになり
モノの豊かさ=心の豊かさ
ではなくなってきているのが現在なんです。
モノが豊かになるために
心をすり減らしている、
モノの豊かさ=心の貧しさ
という感じでしょうか。
心の豊かさって
自分が満ち足りている状態ということです。
幸せ~
と思っている
自分を生かしてくれてありがとう
という感謝の気持ちを持っている状態です
心の豊かさって何?
と思っている人は、
ブルキナファソへ行けばすぐにわかります(笑)
現地は、モノが無いのが前提。
地方の村だと、
テレビ、冷蔵庫、洗濯機が各世帯に・・・
ありません!
(そもそも電気や水道などのインフラが整っていません)
道路は舗装されて・・・
いません!
車を持って・・・・
いない家がほとんどです!
それなのに、
心がとっても豊かなんです。
子供たちの目は輝いています。
なぜでしょう??
それは、
生活環境も悪く、
医療も整っていないので、
若くして亡くなる方がたくさんいます。
乳幼児死亡率も低いです。
(乳児死亡率:64人/1,000出生時(日本は2.1人 2013年)外務省HPより)
だから、
生きていることに感謝しているのです。
そして、みんなが豊かでないため、
幼いころから
分け与える
という精神を身に着けています。
社会、共存、協力
というのが生きていくために必須なんです。
独り占めという概念がありません。
分け与える
パルタジェ精神を持っているのです。
(フランス語でpartage=分ける)
私たちは、
豊かさを追い求めるばかりで、
生きていることへのありがたさを忘れています。
最近天災が多いのも、
「生きていることへの感謝を忘れるな」
という神様からのメッセージに聞こえてきます。
ただ、生きていることへ感謝する。
それが
心の豊かさにつながるのです。
海野 純子
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