人生に意味なんてあるのでしょうか。。。
私は「ある」と思います。
人生の意味・・・
私はふと、高校1年生の現代社会という教科で習った
アイデンティティ
という言葉が浮かんできました。
アイデンティティ とは、
「あるものがそれとして存在すること」
「また、あるものがそれとして存在するという認識」
「同一性」「一致」のこと。
？？？？？(笑)
この意味がさっぱりわからなくて、
何度も教科書の説明を読んでもわからなくて、
アイデンティティって何だー？？
と思っていたことを覚えています。
ざっくり、わかりやすく言うと、
「母」「先生」「社長」など
その人の「役割」ということだったり、
例えば、
「自由に生きる人」
「笑顔を大切にする人」
など
その人の在りかた、
のことです。
では、
人生の意味・・・
生まれ、生きる、そして死ぬ
という人生に
どんな意味があるのでしょう。
死にたい、生きているのが辛い、
そう思っている人たちがいます。
という映画を見たときに、考えさせられました。
映画の結末をネタバレします。すみません。
（知りたくない方はこの先は読まないでください）
裕福で優秀でイケメンで何不自由なく暮らしていた青年が、
事故で全身動かなくなってしまい、
後遺症の痛みや苦しみと闘いながら生きている。
せっかく愛する人と巡り合ったのに、、、
最終的に 「安楽死」 を選ぶ。
というストーリーです。
痛みや苦しみを伴うのって、ほんとうに辛いんでしょうね。
経験のない私にはとても想像できません。
こんな苦しい思いをしてなんで生きていなければならないの？？
って疑問がわくのも無理ないです。
そこで、もう一つ思い浮かんだのが
手塚治虫さんの漫画
ブラックジャックの話。
大金持ちの息子が病気になり、
ブラックジャックが治療を試みるのですが、
船の上で嵐に会ってしまい、
手術道具も薬も何もなくなってしまいます。
それでも、陸にたどりつくまで
ブラックジャックはその息子を励まし続けます。
そして、最終的に陸にたどり着き、
父親に会った瞬間に
その息子は亡くなります。
父親は、息子を助けることができなかったブラックジャックに激怒。
しかし、息子は、船上で励まされ続けたことによって
「”一生懸命に生きる”ということを
ブラックジャックに教えてもらった」
と、感謝のメッセージを書き残していたのです。
何が言いたいのかというと、
私たち人間は死ぬのは決まっています。
それまでの時間、
どれだけ一生懸命に生きることができたか、
それが 生きる意味 なのです。
映画、Me before youの青年も、
安楽死の日が来るまで、一生懸命に生きました。
ブラックジャックの青年も
陸にたどりつくまで、一生懸命に生きました。
一生懸命に生きると、
「あーいい人生だった」と
納得した状態で死を迎えることができるのです。
では
一生懸命に生きる
って、何でしょう。
それは
夢中になって何かをすること。
「○○に、夢中になっているひと」
というアイデンティティを持つこと。
シンプルです。
わたしたちは、
夢中になることをして自分が成長するために
生まれてきたのです。
夢中になれることなんてない・・・
という人もいるでしょう。
大丈夫、誰にでもあるんです。
ただ、気づいてないだけ。
（長くなるので、この話はまた別の回で！）
私は、今、
「話を聴くことに夢中になる人」
というアイデンティティをもって
楽しく生きています。
あなたは
どんなアイデンティティをもって生きたいですか？
海野 純子
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