子どもへの愛情の伝え方

子どもへの愛情の伝え方

ただあたたかい眼差しで

見ているだけでいい。

それだけで、愛情は伝わります。

 

子どもに愛情を伝えるには

どんな言葉もいらず

ただ、温かい気持ちがあればいいのです。

 

子どもは言葉ではない情報を

たくさん受け取ります。

 

例えば、雰囲気や表情や

心の中の状態を。

 

だから、言葉よりも

態度や気持ちから

愛情を感じ取っているのです。

 

 

そうはいっても、

言葉でも伝えたいですよね。

 

子どもにとって一番嬉しいのは

何気ない行動をただ見守ってもらうこと。

 

見守りを言葉にするには

子どもの行動を、そのまま

実況中継すればいいんです。

 

「ゆっくりしているね」

「宿題しているのね」

「楽しそうだね」

「嬉しそうだね」

「ひとつずつ終わらせているのね」

「よく回っているね」

 

こんな風に。

 

「ゆっくりしているね」と言葉をかけるとき

ゆっくりしていることが

「いい」とか「良くない」といった、

判断は付け加えずに

ただただ、そのままを実況すればいいのです。

 

ただ「ゆっくりしている」という事実が

目の前にあるだけ。

 

それをそのまま言葉にすればいいんです。

 

実況中継が、

「あなたはそのままでいい」

という存在そのものを認める

ことにつながります。

 

宿題をしていたら、

「宿題しているのね」と言うだけです。

 

宿題をしているから「エライ」という

判断はなくていいのです。

 

もう一歩深めるには

何をどんな風にやっているかを観察して

「こんな問題をやっているのね」

「たくさん解いているね」

と実況する。

 

「イヤそうだね」

「どんどん進むね」

 

良いとか悪いとか思わずに

そのままを実況。

 

見ているよ、あなたのこと。

そのままを見ているよ。

 

それが、愛情を

伝えるということです。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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