私は旅が大好きです(^^)
小さい頃から
自分の知らないところへ行くのが好きでした。
両親の知人宅にくっついて行って、
いろいろ観察するんです。
家のにおいが違う。
出されたお菓子が初めて見たもの。
置いてある本が難しそう・・（笑）
など、
自分の家との違いを知るのが好きだったんです。
親戚の家をたずねて田舎に行って、
山の景色や人通りの少ない道路を眺めたり、
知らないチャンネルで見たことのないCMに笑ったり、
方言で何言ってるか分からなくて教えてもらったり、
するのが楽しかったんです。
知らない食べ物をみるのもわくわくしました。
特に海外旅行では、
地元のスーパーに行って、
お菓子や調味料を眺めたり、
巨大な牛乳をパック見てビックリしたり、
市場に行って、
鳥やブタの丸焼きに感動したり、
きれいに並べられたトマトを眺めたり、
ちょっとしたことがとても楽しいんです。
知らない習慣もおもしろかったです。
時間は守らないのが普通だったり、
食べ物は残してもいいんだよ
と言われてびっくりしたり、
お酒を飲むときは飲むだけ
つまみは無し（笑）だったり、
知らない人でも目が合うと
にこっと笑ってくれたり、
発見の連続。
こう考えると、私は
「違い」に
興味があったのかもしれません。
知らないところを見て回るのは
冒険。
宝探し。
知らない言葉でやりとりして
「こういう意味なのかもしれない」
って推理して、
ドキドキ
ワクワク
感動～
イライラ
・・・
って
いろんな感情がフル回転する
その感覚が好きなんです。
旅すると
そこで生活する人と出会い
違いを感じます。
同時に、
人は同じなんだと感じるんです。
楽しい時は笑い、
むかついた時は怒り、
悲しい時は泣く、
これは
みんな同じなんだ、
同じ人間同士なんだって。
そうすると
なんだか嬉しくなるんです。
人類みな兄弟、じゃないけど
仲間のような感じがするんです。
表向きは闘っているとしても、
本当はみんな仲間なんだって。
そう、世界を見て回ると、
違いを感じるだけじゃない。
人間はみな同じなんだ。
ということを確かめることができるんです。
海野 純子
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