これからの時代の教育は、自立と共生がポイントです。

自分のことは自分でしなさい!

自分で出したんでしょ、自分で片づけなさい!

・・・って育った人、多いんじゃないでしょうか。
・・・今子どもにそうやって言っている人多いんちゃうかな。

子どもが自分のことを全部自分でできるようにするために?

っているか、そんな人(大人)みたことないわぁ。

これは、本当に自立する子どもにはならないんだよね。

我が家はリビングと食卓とプレイゾーンを1部屋で使いまわしています。
子どもたちの場所と、家族の場所が一緒になっている状態。
(わざとそうしています。)

ずっとずっと、言い続けてきました。
自分で出したんだから、おもちゃ片づけて!って。
母は遊んでないから、片づけない!
自分で片づけなさい。
ってね。

ある日、ふと思ったんです。

自分のことを全部自分でやるって無理。
自分の服や荷物を片づけない大人。
たくさんいる。

自分が食べたお皿、1人1人洗うなんてことしない。
1つの家を心地よく保つために、それぞれが協力してやっている。

じゃない?

それなのに、おもちゃだけ一人で片づけるってなんだか変。
しかも、みんなの場所。
片づけてほしいのは、大人。
子どもたちは、おもちゃの中でも食べれる!って言ってるもん。

一緒にやったらいいんちゃう?

出来ない時は出来ないし、
やりたくないときはやりたくない。
しんどいときだってある。
やろうと思ってもやれないときもある。
色んな時があるんだもの。

そして一人でやるより、人と協力しあってやること。
その体験のほうが楽しいし、嬉しい。

お互いさまってよくいったもの。
それでいいんだなぁ。

って腑に落ちてから。

1人でやって!とは言わなくなった。

手伝える時は一緒にやるし、やりたくない時はお断りしている。

そして、私は自分のあれこれを、
がんがん子どもたちに手伝ってもらう。

ご飯の準備も、家事全般。
自分の分はやって!とは言わない。
ひとりでは大変だから、協力して下さい!!と言って、
協力してくれる家族と一緒に進めている。

自分が何ができて、何ができないか。
どうしてほしいのか、どうやったら結果につながるのか。
判断して、お願いする。

自分の状況、自分の気持ち、できることを確認して、
どうするか決める。
一緒に、お互いが気持ちよく過ごすために、
どうやって結果を達成できるか、考える。

「自立」しているからこそ、気持ちいい「協力」がしあえる。
それが、共に活きる「共生」に繋がる。

自分のこと、自分でやってもいいし、自分がやらなくてもいいんだよ。

その時の目指していることが達成できるために、
その時、一番楽しく、笑顔でできる方法を選べたら、
素敵だと思うのです。

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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