子どもの才能を伸ばすのは、本人の思い込み

子どもの才能を伸ばすのは、
本人の思い込みです。

 

学力に限っても、
「信じると学力は伸びるのか?」の
答えは『 Y E S 』です。

知能テストの結果とは関係なく
適当に選ばれたにもかかわらず、

 

「この子は伸びるんだ」と
教師に「思い込まれた」生徒は
「実際に学力が伸び」ました。

参考記事:子どもの可能性を伸ばすには、まずは「信じる」こと!

子どもの学力がのびたのは、
「子ども自身が自分の力を信じ切ったから」
につきると思います。

この実験には、『専門家』が登場しますね。
そして、専門家がテストの結果分かった、と
根拠を示すわけです(ウソだけど)。

そうすると、子ども自身にとっては
「自分には能力があること」には根拠がある。
もう、事実のレベルですよね。

オレ、これから伸びるねん。
専門家にテストしてもらって分かってん。
すごいやろ。

です。

子どもは、これから伸びていく自分が
リアルにイメージできるでしょうね。

そのイメージだけでも、
ニヤけてしまうくらいテンションが上がりそうです。

そのイメージを持って過ごすとどうなるか。

おそらく日常が変わるでしょう。

今までは「こんなの意味あるの?」とか
「あ~分からんわ~」とか「どうせあかんわ~」と
思いながらぼーっと受けていた授業も、

「これもできるようになるねん」
という気持ちで受けるようになる。

テストも諦めの気持ちがあって
今まではやる気が出なかったけれど、
これから伸びていくことが分かっているから
やる気が出る。

面倒になって、諦めそうになっても、
「自分は伸びるんだから」と思い出し、
立て直すことができる。

つまり「自分はこれから伸びていく」と
リアルにイメージできることで
「姿勢」が変わるということです。

先にあるいいイメージに確信が持てていると
そこに向かって「行動」するようになる。

だから、「結果」がついてくる。

教師が信じれば、学力が伸びた、というのは
実はこういうことかな、と思うのです。

信じさえすれば、
何もしなくても学力がつくという魔法などではなく、

自分を信じることで、「姿勢」や「行動」が
変わったからこそ「未来」が変わった。

専門家や、教師や、親の関わりというのは
味の濃いスパイスであって

子ども自身が自分の力を信じることで
「行動」が変わったことこそが
「結果」を作った本質だと思います。

結論。

「子ども自身が自分の力を信じられれば
行動が伴い、その未来はやってくる」

「子ども自身が自分の力を信じられる」ように
もともとはみんなが持っている「自分を信じる力」を
壊してしまわないように、

私たち親は見守り関わっていけるといいですね。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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