子どものやる気と習い事

習い事の行く行かないで
もめることってありませんか?

習い事をするときに、
子どもの希望で始めたのに
いざ習い始めると、
やる気が持続しなかったりしますよね。

今日は、子どものやる気と
習い事の関係を考えてみたいと思います。

 

習い事を行きたいと言ってはじめたのに
行き渋るお子さんには特徴があります。

それは、意思が強いこと。

そして、自分 > 周り と、
自分を優先できること。

自分の気持ちを優先できることは、
幸せに生きていくために
とても大切なことです。

自分の感覚に正直で
優先できていること、
その点は喜ばしいことだと
とらえていただけたらな、
と思います。

ただ、お母さんは困りますよね。

我が家にも
大変な時期がありました。

我が家では、
「習い事は本人の好きなこと」
というのが基本姿勢なので
本人の希望でやる気がみなぎっている状態で
始めるのです。

やってみて、
それなりに気に入っている
様子に見えるのです。

それでも、起こるのですね。

「今日は行きたくない」
「今日は行かない」

というのが。。。

行くことになっているのだから
ふつー行くでしょ!!!と
わたしは思うけれど

本人は思わないようで、

行きたいから習うことにしたのに
行きたくない日に
なぜ行かなければならないのか
わからない、という理屈でした。。。

意思の強い子であれば、
「行かない」と言い出したら
聞きません。

我が家では悩んだ末、
習い事をこんな風に
とらえるようになりました。

(1)始めるとき、3か月のお試し期間を作る

3か月やってみてから
続けるかどうか話し合う。

お試し期間は、
道具もユニフォームも買わない。

(お金をかけると、
親の気持ちに整理がつきにくい)

3か月たった時点で、
やる気が持続しているかどうか
で子どもと一緒に判断する。

 

(2)必要なのは「やめる理由」ではなく

「続ける理由」

習い事をやめるか続けるか考えるとき
本人に続ける理由がないのに、
惰性ではやらない。

この先、お金と時間を使ってでも
やりたいかどうかを考える。

 

(3)できるだけ習い事はすすめない

そもそもですが(笑)

内容に興味があるかどうか、ではなく
決まった曜日の決まった時間に
拘束されることを嫌うので、
そもそも習い事は合わないと心得ておく。

 

(4)ルールを決めておく

ワガママ休み3回で
その習い事は終わり。

などのルールをあらかじめ
話し合って決めておく。

そして、回数に達したら
ちゃんとやめる。
(ここでぐらつかないことは重要です。)

事前に回数を警告しておき、
達したら警告通りに実行する。

休む自由と結果にともなう
責任の取り方を
学んでもらいましょう。

 

習い事はやってみないと
分からないので、
長く続けることを前提に始めると
しんどくなりやすいです。

また続かなかった・・・と
傷つくことにもなります。

しばらく時間をかけて
やる気が持続しているかどうかをみると
子どもがこの先もやりたいことなのかどうか
€€€€判断しやすくなりますよ。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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