子供の自主性が育てるために 家庭でできることとは

「子供の自主性が育てるために できることって何だろう?」
「家庭の中で、何かできることはあるのかな?」

私は、子育てをしながら、そんな思いを持ってきました。
そして、そのことを考えて、見つけたことがあるので、
今日はお話ししていこうと思います。

我が家の子供たちは、
基本は、
「今やりたいことが一番目」を合言葉に、
日々過ごしています。

自分で選んで、
自分で決めて
自分でやってみて
感触を確かめて味わう。

その連続が、自分という人間を深くまで知っていくことになる。

それを、大事に、サポートする子育てをしていきています。

その中で、
「子供の自主性が育てるために 家庭でできること」
それに、料理!がすごく効果的だってことに行きつきました。

子どもたちは、お願いしなくてもキッチンにやってきますよね(笑)

ハイハイできるようになれば、
気が付けばキッチンでいろんなものを出してくれてる!!
そんな日常が始まります。

お母さんがいるところに、寄ってくる。
子どもたちの自然な行動なんでしょうね。

2歳くらいになると、「やってみたい!」という時期が来ます。
お母さんがやっていることを、
「僕もやる!私もやる!」と言い始める時期。

この「僕もやる!」「私もやる!」という言葉こそが、
子供の自発性が外に出てきたサイン!なのです。

「僕もやる!」「私もやる!」
そんなときに、そのことをやらせてあげる。
※大人が手を出さず口を出さず、見守ることが大事!

子どもたちとの料理タイムで、教えてもらうことがたくさんあります。

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二男がお料理をはじめたのは、2歳。
晩御飯の準備に時には必ず、
「僕、何か切る!」と台所へやってくる。
野菜を毎日、切れるだけきってもらう。
そんな日々の積み重ね。

でも、それは、食材の1部を、母と一緒に。
そんな感じだった。

ある日、次男がはまった「りんごの皮むき」
毎日のように、一人でリンゴの皮むきをするようになった。

リンゴも切れるんだけれど、
りんごは芯の部分が固いので、
次男は一人で全部できない。

皮はむけるけど、
りんごを2つにはきれない。
誰かのサポートが必要。

自分でできるところまでやってみる。
できない、難しいところに入ったら、長男と交代。
長男がやるさまを、横でじーっと観察していた。

毎日毎日、
自分ができるところを見つけて、
自分で「終わり」を決めて、やりつづけていました。

数日後、我が家にやってきた果物はキウイ。

見つけた次男はいいました。

キウイを切る!!

皮をむき、へたをおとし。
キウイはやわらかいので、
全部きれるんですね。

食べれるようにまで
全部切り終えた次男が言った一言。

「はじめて、全部、自分でできた!!」

自分で行動して、1つ1つを味わって、振り返って、
またトライして、その先に得られるもの。

その後、1か月ほどだったある日。

「僕がりんご切る!」

一人でできるから!といったので、お任せしました。
すごく時間はかかっているけれど、手伝って~の声も無し。

そして、気が付けば、全部一人で、
むいて、切り終えていました。

「見て!リンゴ、全部自分でできたよ!!」

そういえば、2か月前は、
りんごを一人で全部むいて切れなかったのを思い出す。

あなたをみていると、
自主性から生まれる1つ1つの
積み重ねの素晴らしさと、
それに伴い、促されて発達していく
人に内在するあらゆる力の奇跡を。
教えてもらっている気がしています。

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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