子どもの生き方は、親の生き方が基盤になる。

やさしい子になってほしい。
自立した子になってほしい。
最低限の勉強は出来る子になってほしい。
礼儀正しい子になってほしい。
人の話を聞ける子になってほしい。
やりたいことをやれる子になってほしい。
いじめられない子になってほしい。
自分みたいにはなってほしくない。

などなど。

「どんな子になってほしいですか?」

そんな質問をすると、
色んな返答がかえってきます。

子どもには、こう生きてほしい。
親だけではなく、
子供を取り巻く大人であれば、何かしらの思いがあるかと思います。

子供が生き方を学ぶ。
どうやって学ぶと思いますか?

それは、周りにいる親の生き方や、大人の生き方をみて、学ぶのです。

かけられた言葉、しつけ、受けた教育。
さまざまな影響の中で、育ちます。
その中で、一番大きく学ぶものは、
周りの大人の姿、行動、生き様です。

裏を返すと、
子どもたちは、大人の姿をみて、
そのとおり振舞いながら、大人になろうをする。

だから。

「あなたが、まず、そうすること。
「あなたが、こうなってほしいという姿を実践し、生きること、魅せること」
は、とても大事なのです。

「なんでうちの子は勉強しないだ!」っていうならば、
まずは、自分を省みてほしいのです。

あなたは、毎日勉強してる?

答えがNOなら、残念ながら、それがちゃんと伝承されてます(笑)

「ちゃんと靴そろえなさい!自分のもの、片付けなさい!」っていうならば、
まずは、自分を、そして、周りの大人を振り返る。

あなたは、お子さんの周りにいる大人は、ちゃんとやっている?

「ほんっと、言い訳ばっかりするんだから!
って言うならば、あなたはどう?

子どもに対して、何かの折に、言い訳してませんか?

「お友達を大事にしなさい!」
って、あなたは、周りの人を大事にしている?

「なんでやさしくしないの!」
って、あなたのやさしさは、いつも発揮されている?

「うちの子、ゲームばっかりして外で遊ばない」
って、あなたはスマホ見つめていないかしら?
外ですごすこと、ある?

「本好きな子に育ってほしい!」
って、あなたは、今どんな本を読んでいますか?
一日にどれくらい、本を眺めますか?

「ちゃんとごめんなさいっていいなさい」
って、あなたは、子どもにごめんなさいって、
自分の言動を訂正したり、あやまったりしていますか?

子どもたちは、
大人がやっていることをすごくよく観察しています。
その1つ1つを、再現していくし、
それが生きていくのに、うまくいく方法だと自然に取り入れます。

子どもは、
大人が日常的にやっていることを、
文化習慣として、身につけていくんです。

それがよかろうか、悪かろうか、関係なく。

子供に●●になってほしい!と思うことがあるならば、
大人自身が、そうする、そう生きる。
その責任を生きてはじめて、子どもたちもそう生きはじめるのです。

自分(大人)ができてないことを
子供にだけ求めて
できていない・やらないと
怒る!

っていうのは、
大人が子供との間で、信頼関係を崩すポイントだと、私は思っています。

「子どもに言ったその言葉こそ、自分が実践すべきこと!」

「子供が」ではなく、
「自分が」なんですよね。

そして、
子供の生き方に、一番影響があるのは、親の生き方です。

親の生き方は、子供の生き方の基盤となる。
と同時に、
親から子への最高のプレゼント♪かもしれませんね。

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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