うちの子、何にも話してくれなくて・・・」
というセリフ、よく聞きますね。
子どもが話しをしないとき、
考えられるのは2パターンあります。
まず、そもそも
・話したいと思っていない 場合。
そして2つめは
・本当は話したいのだけれど、
話す気が失せている 場合。
1つめのそもそも話したいと思っていない場合、
本人が話すことの心地よさを知らない可能性が
考えられます。
話すことの心地よさを知らないのは
話しを本人が望むように聴いてもらう
経験が少ないためです。
そして、2つ目の話す気が失せている場合も
話す気を無くさせるようなコミュニケーションを
とってしまっているのです。
つまり、聴き方を改善すれば
話しをしてくれる可能性は高まります。
子どもがアドバイスを求めていない場合、
理想的な聴き方は「犬のように聴く」だそうです。
「犬のように」ですよ!
それはどういう事かというと、、、
つまり、
途中で口をはさまず、ただ聴くだけがいい
ということです。
アドバイスや感想はいらなくて
だまって「うんうん」と聴くのがいい。
意識を向けて、あたたかい気持ちで
ただ聴くだけ。
口をはさむから、気持ちよく
話してくれなくなるのです。
望むように聴いてもらえないから
話すことをやめてしまったんです。
話しをしてほしいと思っているのなら
子どもが話し始めたときに
ぜひ、犬のように聴いてみてください。
そして、もうひとつ。
話してくれないことを残念に思わないのも大事。
子どものこと、知りたがらなくても大丈夫。
子どもは子どもでうまくやっていますよ。

岩本真弓

最新記事 by 岩本真弓 (全て見る)
- 子どもが学校に行きたがらないとき - 2018年9月1日
- 子どもへの愛情の伝え方 - 2018年7月18日
- 子どもの意志を尊重するメリットとデメリット - 2018年7月4日