感情を溜め込む場所は・・

「最近、いつ涙を流しましたか?」

この質問に、あなたはいつと答えるでしょう。

小さなころ、
悲しいときには、泣き、
嬉しいときには、喜び、
楽しいときには、笑い、
許せないときには、怒り、
怖いときには、ぶるぶるとふるえ、
成し遂げたときには、自分の中の誇りを感じていたはずです。

子供は、感情を溜め込むことはできません。
感じたことを、感じたままに。
そのまんま自分の外側へ、出して生きていました。

大きくなるについて、

泣くのをやめなさい!
はずかしい!
我慢しなさい!!

そのまんま表現していたことを
ぐっと押さえ込むことを覚えてしまったのかもしれません。

感情は出してはいけない。
感情は我慢するもの。

多くの人が、
知らず知らずに、感情を溜め込んでしまいながら、
大きくなってしまっている気がしています。

感情を我慢する。
それが続いていくと、感情は自分の中にたまっていきます。
自然に、感情が消えていくということはありません。
飲み込んだ感情は、あなたの中にどこかに押し込まれてしまわれます。

押し込まれた感情は、どこに溜まるのでしょう。

答えは「体」に溜まっていきます。
自分の体のどこかに、ぎゅっと押し込まれて溜まります。
1つならいいですが、たくさんになると、どうなると思いますか?

体のあちこちに、
逃げ場を求めるように、
押し込まれた感情が溜まっていきます。

ある感情は心臓に、
ある感情は肝臓に
ある感情は腎臓に
ある感情は卵巣に
ある感情は子宮に
ある感情は肺に
ある感情は肩に
ある感情は腕に
ある感情は足に
ある感情は筋肉に
ある感情は関節に
ある感情は・・・

あなたの体の中に、脂肪が蓄えられるように、
感情が溜まっていくのです。

溜まった感情が、もう限界!!に達したときに、何が起きるか・・・

それは、体の不調です。
もうこれ以上、抱えきれないよ
もうこれ以上は、限界だよ
もうこれ以上は、入れられないよ

これ以上、溜め込んだら、壊れちゃうよ!!!

体の不調は、体の1つの声なんです。
あなたを、守るための、体からの声。

もうこれ以上、あなたが言葉を飲み込まないように
もうこれ以上、あなたが自分の気持ちを押し込まないように

体が、届けてくれるはずです。

その声が聞こえたならば、そこで自分の感情を外に出していくことを考えましょう。
しっかり体から、溜まった感情が出て行くことができれば、
体の状態が変わってくる可能性があります。

もし、体の声に耳を傾けず、そのままいってしまったらどうなるか・・・

体がどんどん感じることをやめ、
どんどん不感症になってしまいます。

体の限界を超えて、何かをやり続けてしまう。
そんな自己破壊のループがはじまってしまう可能性があります。

感情が溜まる場所は、自分の中(体)です。
体が何かおかしいな?と思ったら、
ぜひ、一度耳を傾けてみてくださいね。

体から、しっかりメッセージが届いているはずだから。

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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