私って
旅に行くと必ず親切にされるんです。
（ちなみに嫌な経験は全くありません）
ジュースや食事、電車賃などを
おごってもらったり、
道をきいたら目的地まで
連れて行ってもらったり、
重い荷物を持って歩いていたら
荷物持ってもらったり、
行きたいといったら車でわざわざ
案内してもらったり、
一人で歩いていたら
自転車の後ろに乗せてもらったり、
出来事としては小さいことですよね。
でも、私にとっては
ものすごく大きいことなんです。
見ず知らずの旅人に、
なんでこんなに親切にしてくれるのか・・
なんでこんなに人って優しいのか・・
と毎回感動しています。
こういう人たちは決まって
じゃーね！
と言ってあとくされなく
去ってしまうんです。
せめてお名前だけでも・・・
（古い？ 笑）
なんてどうでもよい、
助けるのが当たり前の人たちなんです。
なんてすばらしい人たちなんだろう、
って毎回感動しています。
旅に出ると、
このように親切にしてもらった経験がある人は
多いのではないでしょうか。
すっごくありがたいですよね。
そしてその地域が大好きになったりします。
旅でいつも親切にしてもらい、
助けてもらうという経験をして
その人とは笑って別れてしまう、
けれども感謝の気持ちは
いつまでも残っているんです。
持って帰ってるんです。
その感謝が
私のエネルギーになっています。
人ってこんなに優しいんだ！
みんないい人なんだ！
って感動して、
感謝する。
損得でもなく、
義理人情でもなく、
ギブアンドテイクでもなく、
ただ、助けたいから助けてくれている。
助けるのが当たり前だからそうしている。
私もそんなふうになりたい。
感謝の気持ちを何かに還元したい。
自分も誰かの役に立って
感謝のおかえしをしたい。
いつもそう思っていましたし
今もそう思っています。
（参考映画：ペイフォワード）
私が旅をする理由は
みんないい人。
って実感したいから。
経済的豊かさなんて関係ありません。
都会も田舎も先進国も途上国も
心の豊かさが大事なんです。
心の豊かさが
どれだけ人を幸せにするのか、
それを教えてくれるのが
旅。
だから私は旅をします。
あなたが旅をする理由はなんですか？
海野 純子
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