自分の気持ちを我慢しないためにできること

 

誰かの言った一言が

心に刺さったとき

失礼な態度にいらだったとき

ついつい我慢していませんか?

 

・我慢せずに気持ちを出すのは大人げない

・自分の気持ちより場の雰囲気が優先

・人を不快にしない

 

こんな考えが一般的だから

周りのことが見える優しい方は

無意識に我慢しちゃうのかな、と思います

 

我慢するというのは、

「ぐっとこらえる」ということ。

 

では、我慢しない、はどういうことかと

考えると・・・

 

・我慢しない=爆発する

・我慢しない=すぐ怒る

・我慢しない=文句を言う

 

になっていませんか!?

 

いえいえ、これって、ものすごく極端です!!

 

自分の気持ちを我慢しない、

というのは

怒りを外にぶつけることではないのです。

 

我慢には2種類あって、

「行動」の我慢


「気持ち」の我慢
があります。

 

さきほどの我慢の例は

全部「外」に対しての

「行動」の我慢
です。

 

人に対して、

爆発する、すぐ怒る、文句を言うのは

トラブルのもとですから

「行動の我慢」は、ある程度必要ですね。

 

一方、我慢しない方がいいのは

「気持ち」です。

 

自分の気持ちを心の奥に

押し殺さないということです。

 

ひどいことが起きた時

失礼なことをされた時

ちゃんとムカついてください!!!

 

『あいつマジむかつく!!!』

と、心の中で、しっかり怒ってください。

心の中で、しっかりと暴言を吐いてください。

 

悲しいとき、

傷ついたとき

 

平気なふりをしないで

心の中で、ちゃんと悲しんでください。

 

 

気持ちを我慢しているつもりはないのに

怒りや悲しみを感じにくく

なっている人もいるかもしれません。

 

 

そういう方は!!!

はっきり言いますが!!

無意識にいい子ぶりっこをしています

 

 

優しさとか、愛とか、あたたかさとか

そんな素敵な感情だけのいい人でありたいと、

幻想を追いかけています。

 

そんな、きれいな感情だけの

人間いませんから!!

 

ムカつく、うっとうしい、

消えてほしい

関わりたくない、

不安、

落ち込み、

落胆、

残念すぎる自分。

 

そんなネガティブ感情もあるからこその

ひとりの人間。

 

きれいな自分だけを目指すと、

自分のダークサイドが、

そのうち爆発します。

 

わたし、経験しました。

 

私たちは人間なのだから

人間くさくて、泥臭くできているんです。

 

だから、ダークな自分を認めてしまいましょう。

 

不安がりで怖がりな自分も。

人をバカにする自分も。

他人のことをどうでもいいと思っている
冷たすぎる自分も。

プライドの高い自分も。

 

(わたしのことです。こんな一面もあります。)

 

 

ダークサイドも自分の一部。

なくなったらバランスが崩れる

大切な一部分なんです。

 

 

わたしは、今や

自分の腹黒さを気に入っていて

なんて人間らしい自分!と思っています。

 

 

わたしって、ピュア、とか思っていたころより
(スミマセン。。。)

 

ダークサイドが色濃く、

腹黒い自分を認めた今の方が

自分のことが愛しいです。

 

そして、周りの人も愛しいです。

 

他の人のダークな一面が見えた時

人間らしさ発見!と思えて

嬉しくなります。

 

 

幻想は捨てて、

ダークな感情はあるんだってことを

受け入れちゃってくださいね。

 

それが、自分の気持ちを

我慢しなくてよくなる

一番の近道です。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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