嫉妬って悪いことなの?!上手な嫉妬心との向き合い方

人をうらやんだり

ねたんだりする感情を

嫉妬心と言いますね。

 

 

不快な感情ですし、

「嫉妬する自分は悪い」

というような思いが出てきたりして、

自分を責めたくなる時もあります。

 

 

でも、

嫉妬心を持つことは

人間として当然のことです。

 

 

全ての感情は、

人間にとって必要だから

存在するのですから。

 

 

嫉妬心は

モチベーションにつながるか

相手を落とす行動につながります。

 

 

 

モチベーションの場合、

例えば、

元フィギュアスケート選手の浅田真央

でしょうか。

浅田真央さんは、

常にライバルのキムヨナさんと

比較されてきました。

恐らく、相手に相手に対する嫉妬心があったでしょう。

 

でも、

それをモチベーションにして、

相手を超えるために頑張ろう!と

努力して、

素晴らしい結果を残したわけです。

 

 

 

一方、

相手を落とす行動の場合、

カヌー選手のドーピング事件がいい例です。

 

カヌー選手が、ライバルを蹴落とすために

飲み物にドーピングの薬物を混入して

失格になるように仕向けた

という事件です。

 

相手を蹴落として自分が這い上がる

というマインドがそうさせたんですね。

 

言い換えると

相手を蹴落とさないと

自分は這い上がれない

という、

自己否定のマインドが原因でもあります。

 

 

嫉妬心と自己肯定感って

深いつながりがあるんですね。

 

 

だから、

自分に自信がもてていて、

自己肯定感が高い状態になれば

相手を蹴落とす

という負の感情は出てこないでしょう。

 

 

しかし、

 

頭ではわかっていても

相手を蹴落とす

という負の感情が

出てきてしまう・・・

という場合もありますよね。

 

 

感情を抱くのは自由です。

 

 

だからといって、

相手を蹴落とすための行動をする

のは望ましいことではありません。

 

 

なぜなら、人は、

相手をコントロールすることはできない

からです。

 

 

それではどうしたらいいのでしょうか。

 

 

「シャーデンフロイデ」

という心理学用語があります。

 

これは、

成功している人の不幸を喜ぶ感情

のことです。

 

これは、

自分の失敗や不幸から立ち直るために

心のバランスを取るための感情です。

 

 

 

自分だけ失敗しているのではない、

他人も失敗するんだ

と共感しているんです。

だから他人の失敗が嬉しいんです。

 

 

嫉妬心が出てきて、

それが負の感情につながったときも同じです。

 

相手を蹴落としたい

と思ったら、

相手のちょっとした失敗をみつけて

こっそり喜ぶんです。

 

例えば、

つまづいて転んだ姿をみたり

誰かに怒られている姿をみたり

相手が着ている服に穴が開いているのを見つけたり(笑)

 

 

それによって、

共感

が生まれます。

 

 

相手だけが特別な存在ではない、

自分と同じ人間なんだ、

ということがわかります。

 

そうすると、

自分も頑張ればなんとかなる

と思えるようになるんです。

 

 

 

嫉妬心は

人間にとって必要だから

存在するのです。

 

 

だから、

その感情に対して

罪悪感を感じたり、

排除しようとするのではなく、

 

受け止めてあげる

 

それが、

感情と向き合うコツなんです。

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海野 純子

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海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

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