嫌な自分を受け入れること

嫌な自分を受け入れられていますか?

人にはいいところも悪いところもあるから、
どっちもあっていい。

まるっと、嫌な部分も認めてあげましょう。

 

アドラー心理学の勇気づけを学ぶ中で
そう教わったわたしは、
素直に納得して
なんとなく分かったつもりでいました。

 

でもね、でもね、本当は
全然分かっていませんでした。

 

これくらいはまぁアリだよね~と
思える程度の嫌な部分には
マルをつけられるけれど、

 

いくらなんでも、それはナイわ。。。
と感じることは
全然受けいれられていなかったのです。

 

わたしは腹黒いし、
かなりダークな面もあります。

 

今は、腹黒い自分も受け入れていますが、

 

少し前までは、
「私って誠実で基本的に清い」と
思いこんでおりました( ̄~ ̄;)

あはは~

 

そう信じていたころに起こりました。
ダークサイドの爆発が。

 

勇気づけを勉強し、講師活動をいよいよ
はじめようとしていたある日、

 

ちょっとしたきっかけで沸き起こった
次女に対してわき起こったあまりに冷たく
あまりにダークな自分の感情。

 

その負のエネルギーの大きさに、
負の力の強さに
打ちのめされてしまったのです。

 

わたしは、あまりにひどい自分の一面が
受け入れられませんでした。

 

それくらいブラックな
怖すぎる自分が出てきたんです。

 

勇気づけを勉強して、
あたたかさを伝えようとしているのに、

 

子ども大好きですとか言ってるのに、
こんなダークな自分。

 

勇気づけを伝えていく資格ないな、、、
と思ったんです。

 

今思えば、まさに、自分の中の
いい部分だけを受け入れて
嫌な部分を封印している状態ですね。

 

そして、途方にくれた涙の中、
信頼できる仲間に告白しました。

 

こんなに嫌な自分のことを
仲間に言えるようになったのは
すごい成長だと思います。

 

冷たすぎて怖すぎる自分がいて、
どうしたらいいか分からない、と
話しました。

 

そのとき、かけてもらった言葉が
『ダークな一面の存在を
認めてあげてたらいい』ってことでした。

 

見ないようにしてきた
ダークな一面もまぎれもなく
自分自身の一部。

 

『Welcomeダーク♪』
だよって。

 

『Welcomeダーク』と聞いて
あ~、今まで、そんな一面を
排除しようとしていたんだな、
と分かりました。

 

わたしは、そのとき初めて
自分の中のブラックな一面、
心の底から嫌な一面の存在を認めました。

 

ずっとあった、ブラックな一面。

 

あってはならない、あるはずないと
ぐるぐる巻きにして隠していた
身の毛もよだつほどの冷たい一面。

 

見てこなかった、
見えなかったブラックさを
ようやくしっかり見ることができました。

 

嫌な自分を受け入れるというのは
見ないようにしてきたことを
まっすぐ見ることだと思います。

 

そうして、私は
腹黒い自分も認められる
ようになりました。

 

☆ ☆ ☆

 

自分の腹黒さを認めてから
驚いたのは、

 

怖すぎて凍えるレベルまで
ブラック度がふくらむことが
なくなったこと。

 

フタをするから
とんでもないところまで
膨らんでしまっていたのですね。

 

フタをするから
モンスターになるまで
育ってしまったんですね。

 

ちゃんとダークサイドを
認めてあげたら、爆発はせず、
共存できるようになりました。

 

天使じゃなくて人間なんだから、
ブラックな部分もあって当然。

 

ブラックでダメなところも
あるから人間。

 

ブラックもまるっとOK♪

 

それが 体感できた
腹黒いわたしの体験談です。

The following two tabs change content below.
岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

ABOUTこの記事をかいた人

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。