「同僚は結婚したのに、私は独身・・これでいいのかな」
「あの人はきれいでいいな。私なんか・・・」
「どうして自分は、あの人のように上手く出来ないんだろう」など、
人と比べてしまうことってありますよね。
人と比べることが全くない!という人は、いないと思います。
それは、人と自分の「違い」を見て、人は「自分」を知ることができるからです。
だから、人との違いを見つける!っていう行為は、誰にでもあるんですよ。
気を付けるポイントは「人と比べてしまう」ということ。
比べることばかりしていると、
心は不安定になり、自己肯定感はどんどん下がります。
(相手と自分を比べて、自分を優位にたたせても同じ現象が起こります。)
人と比べてしまう時、あなたの中に奥底にある原因は「自己基盤が不安定」になっています。
それに、大きな影響があるのは「両親との関係」です。
※人は幼少期に自己基盤の形成が自然に行われます。その際、一番大きな影響をもつ存在は両親になります。
なぜかというと、子どもにとって一番大事な存在は、両親のため、
両親との関係の中で受け取ってきたあらゆる体験が、一人一人の人の基盤につながっています。
自己基盤の揺らぎは、自分と、自分の両親との関係の中で「取りこぼしてきたもの」が、
出てくることが多いです。
(これは、私が日々あらゆる年代の人達との関わりの中で、探究し、見えてきた観点です。)
今日は、この両親との関係をセルフチェックしてみてくださいね。
本当の原因が見えてくると思います。
★自分と両親との関係を見直してみる★
下記の問いに取り組んでみてください。
①自分の母親のことをどう感じていますか?
②自分の父親のことをどう感じていますか?
③自分の母親の生き方から学んだ知恵はなんですか?
→そのままもらいたいものと、自分の人生に取り入れる中で改善してみたいところ
④自分の父親の生き方から学んだ知恵は何ですか?
→そのままもらいたいものと、自分の人生に取り入れる中で改善してみたいところ
⑤あなたは両親を愛していますか?
⑥あなたは、あなたの両親のもとに生まれてきた幸せで満たされていますか?
⑦両親は、あなたを愛していますか?
※⑤⑥⑦に、迷わず「YES」のあなたは、この両親との関係がクリアーで、
両親の人生を基盤にして、自分の人生を歩めている方だと思います。
(本当にクリアーされていたら、微塵の迷いもなくYesが出てきます。)
なので、「人と比べてしまう」という悩みが少ない方だと思います。
「自分の両親の愛で満たされている自分か」
そこに揺るぎない確信がある
そこだと思っています。
そこがスカスカの状態では、自分の基盤が中々固まらない。
そして、自分が自分であることが、ゆらいでしまう。
結果、人が気になり、人と比べるということが出てきてしまうのです。
自分と両親との関係、みなさんどうですか?
自分と両親との関係の取りこぼしをどうしていったらいいかは、
また別の記事に書きますね。
木村祐理
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