自分を否定しない子に。ヘタクソな部分も受け入れる

小3の三女には

書くことの困難があるようです。

 

もともとの特性に加えて、

難しさに拍車をかけているのが

プライドの高さではないかと

感じています。

 

イメージしているようには書けない。

書いてもヘタクソだから書きたくない。

ヘタクソなのが恥ずかしい。

 

その心理がとても大きいように思います。

 

わたしは、このプライドを

とっぱらいたいんです。

 

誰でも、得手 不得手はありますが

凸凹が大きい場合は特に

へっこみ部分を本人が

受け入れていることが

とても大切だと考えています。

 

受け入れられていないと

へっこみのある自分を、

常に攻撃して責め続けることに

なってしまうから。

 

だから、娘にも

自分の字がヘタクソだということを

受け入れて、

そんな自分でもしょうがないな、と

思ってもらいたいのです。

 

だから、決して

へたじゃないよ、上手に書けているよ

なんてことは私は言わないのです。

 

気休めは言わず、

本当に思っていることを言います。

 

ただ、ヘタクソだと思っているけれども

そのヘタクソさも含めて好きなんだよーと

伝わるように、

そんなことを恥ずかしがって

カワイイなぁ、という心持ちで

話します。

 

下手だとか、遅いとかいうような

へっこみをそのまま伝えるときは、

 

言う人が、

【そのへっこみを悪く思っていないこと】

€がとても大切です。

 

字が下手なことを

悪いことだと思っている人が

「あなたの字は下手だ」と言ったら

それは、悪口や批判として伝わります。

 

字が下手なことを

悪いとも何とも思っていない人が

「あなたの字は下手だ」と言ったら

伝わり方は2パターン。

 

受け取る方が

字が下手なことを悪いと思っているかどうか

で異なってきます。

 

言われた本人が、

「字が下手なのは悪い」と

思っていたら、

「あなたの字は下手だ」の言葉に

傷つきます。

 

でも、「字が下手なのは良くも悪くない」と

本人が思っていたら

「あなたの字は下手だ」と言われても

傷つきません。

 

わたしは、後者に

なってほしいのです。

 

いちいち傷つかない子に

なってほしいのです。

そのためには

自分のありのままを自己受容することです。

 

苦手は苦手。

そんな自分でも大丈夫。

 

そのままでも、

ちゃんと愛される。

 

恥ずかしいと思う必要もなく

ただ、苦手なだけ。

 

克服しなくても問題ない。

 

克服しようと思ったときに

手伝ってもらえる。

 

そういう感覚を

身に着けてほしいのですね。

 

自分の能力がみんなより

劣っていること、必ずあります。

 

そこに直面したときに、

わたしはこれがニガテなんだな、と

ただそのままに

受け入れるフラットな強さを

子どもたちに持ってもらいたいのです。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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