学校が全てじゃない

娘が不登校になって
わたしが得たもの。

それは揺るがない信念と
堂々と生きようという覚悟
だと思う。

何がどうなっても
目の前の自分の子どもたちの
存在の尊さは決してゆるがない。

学校へ行くこと
学校に行かないこと
そこに優劣はない。

行っていることがエライわけでも
行っていないことがエライわけでもない。

どちらも、がんばっているよ。

学校で過ごすこと
フリースクールで過ごすこと
家で過ごすこと

どれも、尊重すべき時間で
どう過ごすかが大切。

自分で考え決めたこと
自分で選んだことはすべて正解で
そこに常識や一般論は関係ない。

不登校は親にとっても子にとっても
自分の時間をどう過ごすのか、
向き合うきっかけになる。

自分の人生を選んでいく感覚を
つかむ絶好の機会となる。

不登校は、自分と向き合う時期が
早く来るだけのこと。

学校に行かないこと自体が
問題なんじゃない。

親の持ち続けてきた既成概念や
外の価値観と現実とのギャップで
生まれるとめどない「不安」。

不安に対処できないがゆえの攻撃。

それが問題なのだと思う。

自分自身に向かう攻撃。
子どもに向かう攻撃。
夫への攻撃。
社会への攻撃。

どの攻撃もぜんぶぜんぶ
必要ないし、手放せる。
自分の人生は自分のもので
子どもの人生は子どものもので

あなたの感情はあなたのもので
それを何とかするのはあなた自身。

不安を押し込めるのではなく、
ちゃんと感じて、根っこを見つけて
昇華する。

あなたはあなたの不安を
自分の責任で解消し
あなたの人生を生きる。

子どもは子どもの責任で
自分の人生をどうしたいかを考え
自分の人生を生きる。

親も子も自分の人生を生きること。

親が自分の不安を自分のものだととらえ
解消する姿勢が整ったときに
本当の意味で、子どもの人生を
応援できるようになる。

子どもは不登校をきっかけに
自分の内面と向き合い
自分の人生について考え

メリット・デメリットを検証しながら
勇気を持って
自分の道を選んでいく。

子どもの選ぶ道は、

学校教育で学ぶこと、かもしれないし
違う場所で学ぶこと、かもしれないし
何かの技術を習得すること、かもしれないし

ビジネスを起こすこと、かもしれないし
とりあえず働いてみること、かもしれないし
もっと他の何か、、、

私では、到底思いつかないような、
びっくりすることかもしれない。

親がしたいのは
子の選ぶ道を誘導することではない。

いつも応援できるとは限らないし
反対だってするだろうけれど

応援できないときは
なぜ応援できないのか、
その思いを伝えたり、助言することしか
本当はできない。

子どもの人生の運び方を
決めるのは子ども自身で

最終、親の考えと違う道を選んでも
その子の選んだ生き方を尊重し、
遠く離れたところからであったとしても
応援する親でありたい。

明るい不登校!の目指すものは

どんな逆境でもゆるがない
凛とした心の芯を
親も子も各々自分で作り、
その心の芯を自分で育てていけるようになる
ということです。

わたしは、娘が不登校になって
たくさん悩みました。

もがきました。
混乱もしました。

でも、不登校があったからこそ
感じられたことがあり、
できた経験があり、
見えてきたことがあるのです。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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