不登校の親の気持ち。揺れるのは自然なこと。

中学校は、地元に行く。

 

小学校5年6年をフリースクールと
地元の小学校に半々で通った次女は
そう話しました。

 

中学校行ってみる。
勉強やってみる。
部活はしない。

 

中学校生活を送るにあたって、
わたしたちは意識している
ことがあります。

 

1.優先順位を明確に

快適に学べることを大切にする。
普通や常識にはとらわれない。

 

2.バランスを大切に

快適に学ぶために
(学校生活を送るために)
バランスをとることを大切にする

彼女の特性で
息がきれてしまうのであれば、
バランスをとるために
休養は必要ととらえる。

 

3.有意義だと感じる方を選ぶ

トータルで見て、天秤にかけて
よりよい方を選ぶ。

 

これらを次女と共有しています。

 

☆☆☆

今日は体を休めたい。
だから、行かない。

それを穏やかに受け入れる。

だって、わたしは知っている。
彼女はバランスを取ろうとしている。

怠けたいのではなく
1日休養をとれば
次の日は元気に行けるという
期待感がそこにはある。

 

死んだような2日間より
1日の休養と
元気に過ごすもう1日を
彼女は選ぼうとしているんだ。

 

でも、、、

 

友達がいつも通り
誘いに来てくれたとき
「今日は欠席する」と
伝えたときの表情が切なくて

 

なんとも言えない気持ちになって
ドアを閉めたあと涙が頬を伝う。

 

とても仲のいい、友達。
遊んでるときに
「○○、休まんといてよ~」と言ってた
その一言が、心に残った。

 

欠席が多くなると、
娘がいない友達関係が
作られていくでしょ。

 

彼女ぬきの関係が作られていくことに
わたしは、不安を感じているのかな。

 

でも、それができなきゃ、
お友達が困るよね。

 

そんなことをぐるぐると
考えていると
切なくなって涙がでる。

 

結局は、それぞれを信頼するしか
ないよなって落ち着くんだけど。

 

色んな関わり方、
色んな人間関係の中でも
彼女たちは大丈夫って。

 

もし、離れてしまっても
それぞれ大丈夫って。

 

そう、信頼するしかない。

☆☆☆

お昼前、
公園行かない?
と次女を誘った。

 

ま、体調不良ってことで
欠席なのだけれど。

 

今は、最善の1日を過ごすことを
大切だと思っているので、
気にしない。

 

樹々や花は美しく
空は青く
公園はとても広くて
来れたことが嬉しかった。

 

色んな話しをしました。

数日間の学校のこととか。

 

クラスで、自己紹介があってさ。

 

好きな人を言おうって先生が
言ったんだけど、
みんなが反対して、
なくなってん。

 

あ、恋愛系じゃないで。
それはアカンやろ。

 

でもさ、好きな人って言われたら
いっぱいいすぎて、困るわ~。

 

まず自分でしょ。
それから、お父さん・お母さん、
姉、妹、おじいちゃん、おばあちゃん

・・・・・・

(えんえん続く。)

 

間髪入れずに出てきた
『まず自分でしょ』
が母は嬉しくて。

 

それから、ずっと続く
彼女の好きな人々。

 

こんなにもたくさんの
好きな人に囲まれて
生きているんだってことが
本当に嬉しいと思った。

 

それを感じている
彼女の心を
とても美しいと思った。

 

近くにあった木とも
話しをしている様子で。

 

この木とあの木が好き。だそう。
何か、感じるのでしょうね。

 

わたしは、母として、
色んなことを恐れずいきたい。

 

彼女がよりよく生活し
学ぶための
よきサポーターでありたい。

 

そう思うのです。

The following two tabs change content below.
岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

ABOUTこの記事をかいた人

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。