不登校になったとき親ができること

不登校のお子さんを持つご両親は
学校は行って当たり前だと思って
生きてこられたと思います。

わたしも、娘が不登校になまで
そう信じて生きてきました。

でも、目の前には
学校に行かない、学校に合わない
わが子がいる。

そんなとき、私たち親にできることは
何でしょうか。

その子を心から肯定し、
人生を応援するには、

「学校復帰のみが正解だ」という
思い込みを手放すのが一番の近道です。

そうしなければ、
かける言葉のほとんどが、
どうしても、
否定的な言葉になってしまうからです。

否定的な言葉をかけ続けられると
子どもは居場所を失います。

安心できる心の拠り所がなくなり、
どんどん引きこもっていきます。

または、どんどん元気を失います。

学校復帰が間違っているのではありません。
学校復帰は正解です。

でも、復帰しない道もまた正解です。

心の底からそう思えたときに
多様な選択肢の中から
人生を選ぶわが子を

本当の意味で応援できるように
なるのではないでしょうか。

「子どもはよい環境の中で育てられる」と
児童憲章にあります。

良い環境で育つことは、
子どもたちの権利です。

学校は、効率的に学習をサポートしてくれる
ありがたい場所ですが

どの学校のどのクラスも全てが
良い環境とは限らないし

学校の外にも良い環境は無限にあります。

お子さんがその場所に、
好んで行かないということは、

お子さんにとっては
良い環境ではないのかもしれません。

学校に行っていないことで、
自分を否定する必要などありません。

その子にとって良い環境を整えられていない、
社会が未熟なだけです。

学校が合わないことは、
本人の責任ではないし、
親のせいでもありません。

だから、自分の大切な時間を、
自己否定に使うのではなく

自分にとって良い時間にしていきましょう。

お子さんの貴重な時間を、自己否定から

明るい未来につながる時間に
変えていきましょう。

親にできることは
学校に行っている、行っていないに関わらず

子どもたちには明るい未来があると
信じることです。

その未来を信じて
歩いていくことです。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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