不登校になったときの考え方

お子さんが学校に行かなくなったときに
ぜひ持っておいていただきたい
考え方があります。

それは、メリットとデメリットを
整理する、ということです。

では早速、
不登校のメリットとデメリットについて
考えてみようと思います。

世の中的には、不登校は
・解決すべき問題
・ふれてはいけないこと

のように扱われていますが
本当の本当にそうでしょうか?

「学校は行って当たり前!」
「学校は子どもの義務」
という思い込みをちょっと
横に置いて考えてみます。

何かを選ぶとき、
一方が絶対的に良いといことはありえないので、
「学校に行くこと」「学校に行かないこと」も、
その両方に、メリットデメリットがあります。

たいてい、社会通念から
学校へ行くことのメリットと
学校へ行かないことのデメリットばかりが
注目されて

不登校は責められているのですね(汗)

社会通念を取っ払って
フラットに眺めてみると

「学校に行くこと」のデメリットと
「学校に行かないこと」のメリットも
見えてきます。

■学校に行くメリット

・勉強を教えてくれる
・様々な体験活動ができる
・同級生がいる
・仲間ができる場合がある
・先生に恵まれると人生の指針になる場合がある

■学校に行くデメリット

・長時間拘束される
・宿題があり家の時間を拘束される
・集団が優先され、個の特性が発揮されにくい
・強制により勉強嫌いになる場合がある
・先生は選べない。相性が悪いと苦痛
・イジメなど、子ども同士のトラブルが起きる場合がある

■行かないデメリット

・勉強を教えてもらえない
・人と会う機会が少ない
・体験活動の機会が少ない

■行かないメリット

・時間の自由
・強制されない
・トラブルや相性などの苦痛を回避できる

もっとありそうですね。

不登校の最大のメリットは
時間の自由と強制されないことだと
私は思っています。

メリット、いかせていますか?

せっかく、イレギュラーな不登校生活を
送っているのですから、

デメリットに注目して、
残念な気持ちになるのはやめて

メリットに注目して、
その機会を活かしてみましょう。

堂々と、お子さんの時間を
有意義に過ごしてしまえばいいのです。

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岩本真弓

岩本真弓

岩本 真弓(いわもと まゆみ) / Mayumi Iwamoto 個々の好きが全体に活かされている社会。 子どもたちがみんな幸せな社会。 自分らしさがかけ合わさることで輝きを増す社会。 そんなミライを創りたくて活動しています。

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