どんな子どもになってほしいですか?

「どんな子になってほしいですか?」

子どもが生まれ
名前を決めるとき、
そして、事あるごとに考えるのではないでしょうか?

生まれる前、
元気に生まれてきてくれたら。
それだけでいいから、
どうか元気に生まれてきますように。

きっと、そんな思いを抱かれた方は多いと思います。

それが、生まれて、大きくなるにつれて、
「やさしい子になってほしい」
「幸せになってほしい」
「友達がたくさん出来る子になってほしい」
「ちゃんと食べていける子になってほしい」
「自分の意見を言える子になってほしい」

・・・いろいろな期待や、思い。
気がつけば、増えていくのかもしれません。

特に、多いのが、
子供には、自分みたいになってほしくない。
自分みたいにならないように、子供にはこうなってほしい。

そんな気持ちから、
「子どもにこうなってほしい」と思いを持っていることがあります。

いかがでしょうか?

そして、不思議なもので、

親がこうなってほしいという思いを、
子供に押し付ければ押し付けるほど、なぜか反対の方向へ育ってしまいます。

それは、なぜか。
押し付けられれば押し付けられるほど、
やりたくなくなっていく、従いたくなくなっていく。
そんな気持ちになるからです。

また、親のこうなってほしいということばかりをやり続けると、
必ず苦しく、つらくなってきます。

それは、親のこうなってほしいと、
自分のこうしたい!が、違うからです。

自分の内側から、違う!そうじゃない。
私は、こうしたい。
こうしてほしい・・・ということをやりたくない。

そんな気持ちが、必ず湧き上がってきます。

いくら、親子だからといっても、
親の希望をかなえて生きるのが、子どもの役目ではありません。

親が叶えられなかったことを、
子どもが叶える必要もないのです。

親がどう生きてほしいと願い、どんな期待を寄せたとしても、
子どもは自分の人生を生きる権利があるのです。

子どもに「こうなってほしい!」という期待や思いを、
親が持つのは自由です。感じるのも自由。

ただし、
それを子どもに押し付けたり、本人が望んでいないのに、
持たすのは間違えだということを、
しっかり認識しておく必要があります。

親と子
別々の人、
別々の人生があるのです。

子どもの人生は、あなたの人生でも、あなたの代わりを生きる人生でも、ない。

「子ども」がどうしたいかは、
「子ども」が決めていくのです。

子どもたちは、自分の方向へと生きていく、それが自然な流れです。

そして、一度自分に聞いてみてほしいことがあります。

「どんな子どもになってほしいですか?」
この問いに出てくる答え。

「子どもになってほしい」を思っていることは、
本当は、
「私が、そうなりたかったもの・そう在りたいもの」ではありませんか?

ぜひ、子どもにそうしてほしい!ではなく、
「自分」がそうなりたい、そう生きてみたい・・
そう思っていること、そう感じていることが、
答えとして出てきているのではないでしょうか。

もし、そうだとしたら、
「自分」がなりたい自分になるために、実践し始めましょう。

一人ひとりの人生は、それぞれ、その人自身が、

自由に選び、決めて、生きていくものだから♪

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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