「好奇心」って、
興味、関心
という意味ですが、
「奇」 という漢字があるのがポイントです。
不思議なこと
予測できないこと
変なこと
に対して
何だろう？
なんでだろう？
って思うという意味合いが強いです。
子どもたちが好奇心が強いのは
知らないことが多いからですよね。
では、好奇心って
大人になるにしたがって
なくなっちゃうの？
もちろんそんなことはありません。
だって、大人だって
知らないことがたくさんありますから。
世の中不思議だらけです。
それなのに、大人は
知っているふりをしたり
知らないのに思い込みで
「くだらない」と決めつけたり
「もういいよ」
ってあきらめたり
「子供じゃないんだから」
と言って、
それ以上知ろうとしない。
なぜなんでしょうね。
大人になると、
知らないことに時間をかけるよりも
知っていることだけやって、
効率的に仕事をすることが求められているからです。
特にサラリーマンは「時間」で仕事をしているから、
仕方がありません。
でも、大人になっても
好奇心ってちゃんと存在します！
新商品が出ると
話題になる、売れる
というのは、好奇心がある証拠です。
その好奇心を・・・
「人」
に活かしてみるとどうなるでしょう？
どんな人なんだろう？
どんな考え方もっているのかな？
何が好きなんだろう？
って相手に好奇心を持つのです。
すると
コミュニケーション力がＵＰします。
厳しい上司
言うこと聞かない子ども
満員電車で肘がぶつかっただけでイラッとするオバサン（笑）
そんな人たちに対しても、
なんでいつも厳しいこと言ってるのだろう？
なんで言うこと聞かないんだろう
なんでいつもイラッとしているんだろう？
って、知りたくなります。
そして、
なんか嫌なことがあったのかな、
幸せを感じてないのかな、
など、想像できます。
すると、
そっか、かわいそうな人なのかもしれないなー
って納得できるのです。
人ってみんな違います。
どんな人かわかりません。
相手は、自分と全く違う世界を見ているのです。
だから、
不思議で
予測できない
変な
世界（相手が見ている世界）に対して
どんな世界なんだろう？
って好奇心を持つことは
相手を知りたい、という気持ちにつながり、
気持ち良いコミュニケーションを取ることができるんです。
あなたの中にある好奇心、どんどん使ってあげましょう！
海野 純子
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