悩みとか、迷っていることとか、
誰かに相談したい
と思ったとき、
誰に相談していますか？
親友、先生、親、兄弟、上司、同僚
自分の周辺にいる人の中で
信頼を置いている人に相談することが
多いでしょう。
もちろん、
カウンセラー、コーチ、占い師、など
お金を払って
相談することもあります。
どちらがいいと思いますか？
悩みを相談するときの多くは、
答えは自分の中で決まっていて
その背中を押してもらいたいことが
ほとんどです。
自分の中で
何かが止めていて
一歩ふみだせないから
相談して、
スタートを切りたいんです。
一方、
相談される人の多くは、
解決したり
アドバイスをして、
答えを出さなければならない
と思っています。
結局相手は、
自分の価値観を押し付けるような
ことを言ってしまうんです。
もちろん
答えを言うのではなく、
話を聴いて受け止めてくれる人も
たくさんいます。
大切なのは、
何が正しくて、何が間違っている
というのはありません。
相談した相手にとっての答えと
自分にとっての答えは違います。
だから、
誰かに相談するときには
それを意識することです。
さて、
身の回りにいる人に相談するのと
お金を払ってプロに相談するのの
どちらがいいか、というと
両方です。
身の回りにいる人は、
あなたのことをよく見ている人ですし、
環境を知っている人なので、
話を聞いてもらえると安心できます。
身近にいる応援者になってくれます。
一方、プロに相談するのは
知らない、ということがメリットになります。
知らないからこそ関心をもって
寄り添い、あなたを理解しようとしてくれます。
だから深い問いかけができるんです。
本当の本当はどうなりたいのか、
あなたにとって何が望ましいのか、
それをあなたから聴きたいのです。
私が離婚するかどうかで悩んでいたとき、
友人2人に話を聴いてもらっていました。
毎日、メールで愚痴をこぼしていた私に、
返信をくれていました。
本当にありがたいです。
そして、お金を払って相談もしていました。
その方は、冷静に、客観的に
話を聴いてくれ、
私の気持ちを何度も聴いてくれました。
おかげで、自分はどうなりたいのかを
冷静に考えることができて、
離婚という選択ができたんです。
自分を受け止めてくれる友人と
自分の内面を引き出してくれるプロと
その２つの存在があったから
今のハッピーが手に入っているんです。
相談する相手を
慎重に、厳選して選ぶ必要はありません。
ただ、
違う立場の人に相談するのがベストです。
悩んでいるときって
こうあるべき、とか
こうじゃなきゃ、など
視野が狭くなってしまうものです。
複数の人に相談すると
それぞれの角度から
違った視点で
聴いてくれるので、
自分自身の視野も広がります。
そうすると、
自分のミライも広がるんです。
だから、
答えを求めて相談するのではなく、
自分の視野を広げるために相談する
と考えるといいかもしれませんね。
海野 純子
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