小さな子どもと何を話せばいいのかわからない、
コミュニケーションを取るのが難しい、
そういう方は多いです。
なぜ難しいかというと、
子どもが何を考えているのか分からない。
行動が意味不明に見える
からではないでしょうか。
小さな子どもとコミュニケーションを取るのは
実は簡単なんです。
子どものやることに関心を持って
質問すればいいんです。
意味不明な行動に出会ったときに
意味が分からない・・・と心の距離を
とってしまうのではなく、
今の行動にどんな目的があるの??
何々?なんでいまそれをやったの???
と興味を持ってみることです。
そして、こう声をかけるのです。
「ねえねえ、なんで今それをしたか教えて♪」
信頼されず教えてくれないときは
「~だから?」
「~しようと思ったの?」
と「はい」か「いいえ」で答えられる質問を投げます。
予想が答えに近づいてくると
子どもの表情は柔らかくなり
そのうち、語り始めてくれます。
自分が何をしようと思ったのか。
どうしたかったのか。
何か不思議な行動があったら、
「ねえ、どうしてやったか教えて」
「何を作ったか教えて」
「これ何か教えて。」
「これは何のつもりか教えて」
「これのどこが好きか教えて」
こうやって、問いかけてみてください。
子どもの意図をつかめるように。
子どもの好きに近づくように。
怒り口調はなしですよ。
まだはっきりとしゃべれない子でも
話せる単語と宇宙語を混ぜて
一生懸命話してくれます。
懸命に話してくれている内容が
全く理解できなかったとしても
気にしません。
ただ聞こえてきた単語らしきものを
繰り返すんです。
「うんうん。~なのね。」
「へ~、○○なんだ」
「それでそれで?」
こんな風に相槌をうっていると
どんどん話してくれます。
(意味は分からないけれど)
意味が分からなくても
嬉しい気持ちは伝わってくる。
その嬉しい気持ちが嬉しくて
もっと聞きたくなるのです。
コミュニケーションは
8:2で相手にたくさん
話してもらうのがコツ。
行動を理解する質問を投げて
子どもたちにたくさん話をしてもらいましょう♪
これで、コミュニケーションはバッチリです。

岩本真弓

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