人と接すること

私はかつて

人と接することがキライでした。

 

「余計なことを言ってはいけない」と
育てられ、

何を話してよいかわからなくなりました。

自分は悪いことをしていないのに
幼稚園の同級生からいじめられ、

自分は
能力のない「ダメな子」と思ってました。

だから、

相手に嫌な思いをさせてはいけないと
常に気を遣い、
人の目を気にし、
嫌われることを恐れて
小さくなっている。。。

人と接することが疲れるので

ひとりでいるほうがずーっとラク。

気楽に、
誰にも気を遣わず、
自由でいられる、

そう思っていました。

 

でも、
人と接する、触れ合うことで
喜びとか楽しさとかを
味わえるのも事実です。

 

それに気づいたのは
旅。

ヨーロッパひとり旅をしたとき
いろんな人と出会いました。

 

ウイーンの駅で、
ミラノへ行くための切符を買おうとしてたら
ドイツ人の女の子と出会いました。

寝台席が満席だったので
彼女と普通席で一緒に旅したんです。

一晩中おしゃべりしました。
何を話したのかは忘れてしまったけれど、
楽しい時間だったことだけは
覚えています。

 

フィンランドの湖のキャンプ場で
管理人の優しいおじいちゃんに誘われて
テントのキャンプファイヤーに
入れてもらいました。

そこでスイスやフランスから来た
旅人達と出会いました。
彼らは旅行会社の社員だったので
おすすめ観光地をよく知っていて
ここはGood、
ここはまぁまぁ、
など教えてもらって盛り上がりました。

ノルウェーでは
白夜で薄明るい真夜中に
バスを待っていたら
酔っ払い3人組に助けられました。

結局、その人たちの家に入れてくれて
翌朝のバス時間まで大宴会(笑)

本当に優しい人たちでした。

 

その他にも、
スウェーデンの船で出会ったイタリア人少年。
ドイツの電車であったドイツ人のおばちゃん。
ノルウェーの駅であった少女。
フランスの駅で体調不良で休んでいた日本人青年。

 

などなど、
たくさんの出会いがありました。

 

私は積極的に人に話しかけるタイプでは
ないので、
ほとんどが流れ、、というか
話しかけられての出会いです。
それでもこんなにたくさんの思い出がありました。

いや、

旅の思い出のほとんどが、

人との出会い、触れ合いだったのです。

 

場所は忘れても、何を食べたかは忘れても
その出会いのエピソードは覚えているんです。

 

*******

 

人と接することは
生きている上で
不可欠です。

好きであろうと
嫌いであろうと

どちらでもいいのです。

 

呼吸をするのに
好き嫌い、
がないのと同じ。

 

この地球上で生きていくには
人と接することは避けられません。

呼吸と同じです。

生きていくということは
人と接することでもあるのです。

だから好きとか嫌いとかって
決めなくてもいいのです。

森林で深呼吸すると
気持ちいい~
ってなるように、

ふとした出会い、触れ合いで
ほっこりすることがきっとあります。

たまたま行ったお店のおっちゃんに
笑顔でお釣りを渡された・・とかね。

そのときの
ほっこり感を
じっくり味わいましょ(^^)

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海野 純子

海野 純子

海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

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