自分に子供がいる場合、
大人になったらどんな人になってほしいと思いますか？
健康でいてほしい
自立してほしい
好きなこと見つけてやってほしい
いろいろ頭に浮かびますね。
でも、
子どもの成長で最も大切なことは
自己肯定感を高めることです。
自分に自信を持っている人になってほしい。
と思うことなんです。
なぜならば、
自己肯定感が低い人が多すぎる！！からです。
いろいろな悩みを聞いていると
共通するのは
自分に自信が無いこと。
自分はダメな子だから。
自分にはできないから。
自分にはそんな資格ないから。
このような「心の制限」が行動を止めてしまっているのです。
なぜ自己肯定感が低いのでしょう。
いろいろあります。
子供のころの
褒めらたり認められる経験が少ない
自分で選択できない
大人とのコミュニケーション不足
虐待
などです。
褒めらたり認められる経験が少ない
他の国に比べると
日本人は特に自分に自信が無い人が多いと言われています。
なぜなのでしょうか。
明らかな違いは
「愛してる」と子供に言っているかです。
外国では、
親は子供にアイラブユーと頻繁に言っています。
ぶちゅぶちゅほっぺにキスしたりしています。
でも、日本ではそんなこと言いませんよね。
「愛してる」という言葉は
存在を肯定する言葉です。
そのたった一言で、
子供は、自分の存在を認められた気持ちになれるんです。
自分で選択できない
日本は、時間管理がしっかりしています。
何時から何時までが○○の時間。
と区切られていて
その通りに日常が動いています。
それは素晴らしいことなのですが・・・
自由ではないですよね。
ダメダメと多くの制限が発生し、
自分で選択できないんです。
自分で考え、選択する力が
育たないんです。
たまには子供に、自分の好きなことを好きなように、
好きなだけできる時間を
作ってみてはいかがでしょうか。
大人とのコミュニケーション不足
共働きが増えて、親と過ごす時間が少なくなっている
というのもあります。
また、犯罪などが多発しているのもあり
知っている人以外とのコミュニケーションが取れなくなっています。
近所のおじいちゃんおばあちゃんと気楽に話をしたり
コラッって怒られたりする機会が
ほとんどないんです。
周りの大人たちはいつも忙しくしていて
自分のことを全く見てくれない。
自分は生きている価値があるのだろうか。
そんな気持ちが植えつけられてしまうのは仕方ありません。
いろいろな人と関われる場に足を運ぶ、
自然豊かな場所で、地元の人とコミュニケーションを取る、
など、できることはたくさんあります。
虐待
虐待は親の心の問題です。
親自身も虐待されていたケースが多いと言われますが
そのせいで、親自身が自己肯定感が低いんです。
だから、自分より弱いものに対して
大きな態度で接したり、自分の思い通りに
コントロールするようになってしまうんです。
親自身が、心豊かな日々を過ごすことを意識する必要があります。
それができなかったら、誰かに相談するなど
自分の不安を吐き出すことからはじめましょう。
勤勉で約束をきっちり守って真面目な日本人。
その代償が
自己肯定感の低さとなって表れているんですね。。。
あなたは子供の自己肯定感を高めるために
何からできますか？
海野 純子
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