「思い込み」って変えられるんです。
思い込みは、
行動に対する動機にもなるし、
ブロックにもなるものです。
動機になる場合ならいいですが、
ブロックになってしまう場合は
取り除きたいですよね。
その「思い込み」とは
・そういうものでしょ。
・そう決まってるでしょ。
・そうしなきゃいけないでしょ。
・そんなことできるわけないでしょ。
・普通こうでしょう。
などです。
人は「自分が正しくありたい」と思っているため
思い込みを証明する情報や物事を引き寄せていきます。
例えば、
「私って夏バテしやすいんだー」
という思い込みを持っていたとします。
すると、実際に具合が悪くなってしまいます。
「でしょ、、言ってた通り」と言うために。
例えば、
「人前で話すときは、
順序立てて、
わかりやすく
論理的に話すものでしょ」
という思い込みを持っていたとします。
すると、どんなに上手に話している人がいたとしても、
「かんでるよ」とか、
「あそこの意味がわからなかったよ」と
不満どころばかりに目がいってしまうのです。
例えば、
「自分はダメ人間だ」
と思い込んでいたとします。
すると、周囲の人がどれだけ褒めてくれたとしても
「いやいや、とんでもない。」
「どうせお世辞でしょう。」
「まだまだだよ。。」
と全て拒否してしまいます。
実は、
「思い込み」は
あなたを守ってくれているものなんです。
夏バテしやすいという思い込み
→バテたときの対策として薬や飲み物を準備しておくことができる。
人前で話すとは・・という思い込み
→高い評価を得ることができる。
→自分の考えをわかりやすく人に伝えることができる。
ダメ人間
→失敗しても傷つかなくて済む。
などです。
自分が大切にしていることを守れる状態、
安全な状態
を作り出しているのが「思い込み」です。
でも、その思い込みがブロックになってしまっていると
行動ができません。
やりたいことがあっても進めないんです。
でも大丈夫！
ブロックを外して、進むことができます。
ブロックを外すには、
安全な状態から出る
つまり
不安や恐怖に
立ち向かわなければなりません。
だから
不安や恐怖に立ち向かうには、
そのための動機となる思い込みが必要なのです。
ええっ～
不安や恐怖に立ち向かうなんて・・
そんなのできない！
と思っていませんか？
実は
全ての人が経験していることなんです。
それは胎児のとき。
お母さんのおなかの中で、
ぬくぬくと、しあわせ～な状態から
突然、
わけもわからず不安で恐怖いっぱいな状態で
おぎゃぁぁぁ～と
この世の中に生まれてきた経験です(‘;’)
実際、
赤ちゃんは生まれてきて、
毎日不安と恐怖の中で過ごしているでしょうか？
やさしく大人たちに囲まれて、
いろいろな刺激を受けて、
楽しく成長しているのではないでしょうか。
全ての人が一度は
不安と恐怖に立ち向かう
という経験をしているのです。
その成功体験を忘れてしまっているだけ！
だから、
「私はすでに成功している」
という思い込みを持つといいかもしれませんね。
海野 純子
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