子供に何もしてあげられない・・って落ち込んだ時は

子供に何もしてあげられない・・
って自分を責めたり

自分が情けなくなる時があったら、

 

「子供は何をしたいのか」

を考えてみましょう。
(本人にきいてみましょう)

 

子供は意外と欲がありません。

たとえば、

豪華な食事や外食でなく、
ごはんとみそ汁だけでもいい。

旅行にいかなくてもいい。
近くの公園でいい。

習い事にいけなくてもいい。
図書館の本でいい。

 

あれしてあげなきゃ、
これしてあげなきゃ、

っていうのは
みんな親のエゴなんです。

 

子供は、
あなたがそばにいるだけでいいのです。

 

*******

去年の息子の誕生日は仕事でした。

電話口で、
「ケーキ買って帰るね」

というと、

息子から
「ケーキはいらないから、早く帰って来て」

という返事が返ってきました。

 

 

久しぶりの休日、

「どこに行きたい?」

と聞くと、

息子は
「○○公園!」(近くの児童公園)

私は、
「せっかくだから、遠くへ行けるし、
映画へも行けるよ~」

と言っても、

「ママと公園がいい!」
って言うんです。

 

なんて欲のない子だ!
と一瞬思いましたが(笑)

子供は、
親がそばにいるだけでいいんだ、

ということがわかりました。

 

*******

ふっと頭に
浮かんだ本があるのでご紹介します。

命のカウンセリング(長谷川泰三著 あさ出版)
と言う本です。
(Amazonサイトへリンクします)

著者の長谷川泰三さんは、
事故で車いす生活になりましたが、
いろんな人に支えられてカウンセラーになった人です。

本の中には
◇子供の事故死
という彼のカウンセリングエピソードがあります。

母親のMさんが息子を事故で亡くしたことで

息子が事故死したのは自分のせいだ、
自分は何もしてあげられなかった、

と自分を責め続けて苦しんでいる、

それをカウンセリングする内容です。

 

そこで、私は気づかされました。

大好き、幸せ

が喜びをもたらしているということを。

 

何かを「する」という行動ではなくて、

いる、或る、「存在する」

が喜びであることを。

 

この本のエピソードでは、
息子さんは残念ながら亡くなってしまっていますが、

一緒に過ごした幸せな時間、

それに意味があった、

ということに母親は気づいています。

 

*******

子供が赤ちゃんだったときを思い出します。

ただ抱っこして顔を眺めているだけで
癒されていました。
幸せを感じていました。

それは子供にとっても同じなのです。

 

 

そもそも、

子供に何もしてあげられない

という視点を変えるのも大切です。

確かに、

何かしてあげたい

と思うのが親心かもしれません。

でも、

子供がしたいことをサポートするのが

親の役割。

 

自分でサポートできないのであれば

サポートしてくれる所や手段を探すことだっていいんです。
(自治体とか、NPOとか・・)

 

子供は何をしたいのか、

それを知っている親でいたいですね。

The following two tabs change content below.
海野 純子

海野 純子

海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!

ABOUTこの記事をかいた人

海野 純子

海野 純子(うんの じゅんこ)/ Junko UNNO チーターになりたいんだねー。そう決めたらなれるよー!そう言って、誰もがわくわくを伸ばすことができる そんなミライをつくること!