子育てがうまくいかず
悪循環に陥ってるな、と
思うときには
自分のモノサシの偏りを
意識するいい機会かもしれません
モノサシの偏りを意識するために
次の質問に答えてみてください。
プールと鉄ぼうと木のぼり、
どれが一番大切でしょうか?
2番目に大切なものはどれですか?
どうでもいいのはどれですか?
習い事で選ばれる割合で判断すると、
一般的に
1、プール(水泳教室)
2、鉄ぼう(体操教室)
3、木のぼり
と順位づけされるのでしょうか。
では、人生において
重要な順で考えるとどうでしょうか。
泳げること
鉄ぼうができること
木のぼりができること
鉄ぼうよりは、木のぼりができる方が
何かのときに役立つ???
海や川に入るときは
浮き輪やスウェットスーツで浮力を確保するし
スキューバダイビングは浮く必要がないので
泳げなくても大丈夫。
う~ん、順番が難しくなります。
何が言いたいかと言いますと、
大切なものを、決めるときに
学校での評価に支配されて
いませんか?
ということです。
本来教育は、生きるために必要なことを
身につけるのが目的です。
よりよく生きるために、
まんべんなく色んなことを
学べるように機会を用意してくれているのですよね。
その機会を有効に使うのは
とてもいいと思いますが
学校の評価が価値判断の基準になってしまっては
本末転倒だと思うのです。
木のぼりができなくて
悩んだり必死になる人はいないでしょう?
でも、泳げなくて悩んだり
必死に克服しようと頑張る人はたくさんいます。
泳げなくても、生きるのに困りません。
でも、泳げた方が便利なことはある。
木のぼりできなくても、
現代では生きるのに困りません。
でも、登れた方がいいこともある(かもしれない)。
どちらも人生においては
同じようなものです。
学校で取り上げることを
特別視しないように
人生においてどうか?という視点を
持ってみてくださいね。
岩本真弓
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