相手のいいところを褒めるということは

褒めることって大事ですよ!
子育てでも言われていますし、企業の人材育成の現場でも言われています。

褒めてばっかりでいいの?
いいところばっかりじゃないだろう!!

色んな意見はあると思いますが、
今日は、相手のいいところを褒めるということについて、
考えてみましょう。

相手のいいところを褒めるって、実はすごく大事なことです。

まず1番よく言われるのは、
「相手」のために大事!

そのとおりですし、よく言われていることなので今日はスルーします(笑)

私が今日お伝えしたいのは、
相手のいいところを褒めるということは、
「伝える側」にとって大事なんですよ。

というお話を書いてみます。

「伝える側」
それは、相手を褒める側のことを言っています。

相手のいいところを褒める!ということは・・・

褒める側の人が、
「相手のいいところを見つけて」
言葉にして「褒める」わけですよね。

相手のいいところを褒めるためには、
「相手のいいところ」を見つけることができないと
いけないわけです。

目の前の人のいいところ
目の前の人の素敵なところ

を、見る、感じることができる力や感性があるから、
見出すことができるんですよ。

この力や感性は、誰もが持っています。
生まれたときから、人がもって生まれたものです。

力や感性は、使って育てていくとどんどん開花します。

どこに使っていくか。
それで研ぎ澄まされる部分が変わっていきます。

たとえば、人の劣っている部分、いやな部分ばかりを見つけ、感じることばかりしているとします。

この場合、何を見出す力や感性を育てていることになると思いますか?

答えは、「劣っている、いやな部分」を見つけ、感じる力を感性です。
そればかり繰り返すと、どんどん感性は磨かれて、どんどん力がついていきます。

人に対して使っている力、感性は、
同時に自分にも働きます。

劣っている、いやな部分を見つける、感じることができる。
ということは・・・
自分の中にも、同じような部分があるということです。

私たちは、自分の中にあるものしか、人の中にも感じられません。

相手の中に感じながら、
自分の中にも感じる。

私たちが何かを感じるという瞬間に起こることです。

だからこそ、
人のいいところ、人の素敵なところを見て、感じることができるということは、
自分の中にも、同じものがあるからです。

相手の中に見つけることを通じて、
自分の中にあるものを感じることができる。

どんどん見つけることができる力、感性が育つということは、
自分の中にあるいいところ、素敵なところ、それを感じる感性が磨かれていくのです。

ぜひ、相手のいいところをどんどん褒める!ということを実践してくださいね。
相手に対して以上に、
自分自身の素敵な感性が育ち、自分のいいところの再確認にもなるはずですよ!

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木村祐理

木村祐理

木村祐理(きむら ゆり) / Yuri Kimura /  自分であることが楽しくて、嬉しい。と、 あなたが、あなたでありがとう。が溢れた社会になるために、活動しています。

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