メンタルを強くする方法とトレーニング方法。動じない心の作り方とは。

メンタル・精神面は、毎日の生活やスポーツ・仕事などで非常に重要な役割を持っています。

 

どんなに物質的な豊さを手に入れても、どんなに優れた技術を持っていても、メンタルの状態次第でその後が大きく関わるのは、スポーツ選手を見ているとよくわかると思います。

 

それは実生活でも同じことが言えるのです。

 

この記事では、

どうすれば自分のメンタルが強くなっていけるのか。

そのためのトレーニングは、何をすればいいのか。

それらについて解説していこうと思います。

 

メンタルを強くする方法とトレーニング方法。動じない心の作り方とは。

メンタルを強くする方法と、メンタルをよくしていくための改善トレーニングの解説です。

 

メンタルを強くする方法。

まず、メンタルを強くするために必要な知識は、

「メンタルが強い」というのはどういう状態なのか?

ということを知ることです。

 

「メンタルが強い」というのは、何があっても「動じない」ということです。

だから、自信家な人がメンタルが強いわけではありませんし、声の大きい人がメンタルが強い人でもないんです。

 

本当にメンタルが強い人というのは、どんな出来事があっても、それが都合の良いことであっても、都合の良くないことであっても、動じることなく自分の状態を穏やかに保っていられることができる人になります。

 

寡黙な人でも、物静かな人でも、そういう人はいます。

だから、人の個性や状態がそのままメンタルとは直結していません。

 

メンタルというのは、心の状態です。

どんなに取り繕っても、心の状態がザワザワしていれば、それはメンタルが強いとは言えません。

これは、スポーツ選手を見ているとよくわかります。

 

例えば、どんなにサッカーがうまくても、才能があっても、トップになれない選手がたくさんいますが、それも原因はメンタルだと言われています。

 

ここで多くの情報を見ていてズレているなと思うのは、「努力に耐えられるメンタルがなかった」というような表現を目にすることがあります。

 

メンタルというのは、忍耐ではありません。

耐えること、我慢することでメンタルが鍛えられると思っていると、いつまでもメンタルを強くすることはできません。

 

ストレス耐性を増やすこと

メンタルを強くできる。

 

これは間違いです。

この方程式を持っている間は、いつまでもメンタルが強くならないと思い込んでしまいます。

 

メンタルを強くするには、自分の中の状態を柔軟に変えていくということです。

その変化ができるようになれば、メンタルは強くなります。

強くなるというのは、どんなことにも動じないので、自分のペースで進めていけるようになるということです。

 

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メンタルが強くなった時の具体例。

例えば、『昔、武士の中でトップまで極めた人は斬り合いがおこなわれなかった。』という話がありますが、それは、斬り合いという場面においても、メンタル(心の状態)が揺らがないからそうなります。

 

人を斬る、銃で人を撃つというのは、それを目の前にした人のメンタル状態が揺らぐから、斬られるし撃たれます。

 

これは、今も同じです。

 

例えば、残業を頼まれたとするなら、そこでアナタが揺らぐから残業をお願いされたら聞いてしまいますが、もしそこで一切揺らがなかったら、残業をしないとはっきり決めていれば、断ることに躊躇もためらいもなく「しません」と言えるので、相手もそれ以上何も言えなくなります。

 

スポーツでも同じです。

どんなに緊張する場面であっても、9回裏満塁で3点差で負けているときにバッターボックスに立つ場面でも、アナタのメンタルが一切揺らがなかったら、ピッチャーが飲まれてホームランを打てるボールがきます。

それを揺らがないからこそ、打ち返すことができるのです。

 

よく、「これだけの練習をやってきたから大丈夫だと思って、打席に入ることができたので」という高校球児のコメントを見ますが、それは、練習という裏付けから平常心を持つという動機になっているから、結果を出せるメンタル状態を作れるということです。

 

ただ、本来は、メンタルが揺らがない方法さえわかっていれば、そこまで練習をしなくても裏付けや動機付けはできますし、練習量というのは、外にある要因になるので、自分よりも練習している人を見たら、すぐにメンタルが崩れてしまいます。

だから、諸刃の剣なのです。

 

それは、本当に動じないメンタルを手に入れているわけではありませんよね。

 

では、その動じないメンタルを手に入れる方法を解説していこうと思います。

 

出来事に動じないメンタルを手に入れる。

まずは、出来事によって、自分のメンタルが動く仕組みを解説していきます。

 

出来事によって、自分のメンタルが動くとき、平常心でいられない時というのは、自分の思っていることと出来事の差によって生まれます。

 

例えば、人前で1度も話したことがない人が、急に4万人のドームコンサートのステージに上がったら、メンタルを保つのは無理だと思います。

でも、何度も4万人の前に立っていれば、特にメンタルが揺らぐことはありません。

 

それは、「4万人の前に立つ」という出来事が、自分にとって許容範囲なのか、イメージできることなのか、体験したことがあるのか、によって変わるということになります。

 

体験したことがある人は、「4万人の前に立つ」ということとメンタルにギャップが生まれません。

だから、平常心でいられるのです。

 

ということは、出来事に動じないメンタルを手に入れるには、体験していくことが大事になります。

 

最初から4万人はできないと思いますが、まずは2人の前に立って話をしてみる。

次は、10人・・・30人・・・と増やしていけば、メンタルが揺らぐことなく人を増やしていくことができます。

これが許容範囲を広げるということです。

 

人前で話す以外にも、いろんな出来事でこれが使えます。

 

スポーツであれば、様々なシチュエーションを体験することで、緊張することなくパフォーマンスを発揮できるようになるのです。

その、「様々なシチュエーションを体験できるかどうか」ということができるかどうか。

それもメンタルの状態に関わってきます。

 

初めての体験を楽しく実行できる方法。

自分の許容範囲を広げていく際に、初めてやるという体験がたくさん出てきます。

そんなときに、「楽しく」実行できる方法を解説していこうと思います。

 

なんでも未知の体験をしていく時は、緊張したり、不安になったりすると思います。

新しい場所に行くことや、そこでの人間関係なども考えるとどうしても不安を感じることもあると思います。

 

そんな時は、こう考えてみてください。

 

「きっと大丈夫」と。

 

不安や緊張を隠す必要はありません。

だって、それは最初しか感じることができない貴重な体験なのです。

 

そう思えれば、不安や緊張も「ダメなこと」ではなく、「それも一つの体験」と思えるようになっていきます。

すると、不安や緊張が大きくなっていかないので、余裕を持って新しい体験に進むことができるようになるのです。

 

これもメンタルが揺らがない、強くなる方法でもあります。

「考え方を変えてみる」ということです。

 

「不安や緊張を感じるからどうしよう・・・」

ではなく、

「不安や緊張を感じているなあ。でもこれも、最初だけだよなあ。」

というふうに変えていくのです。

 

例えば、大事なプレゼンがあったとしても、そこにある緊張自体を感じている時間を楽しめるように考え方を変えていきます。

「大事なプレゼン、失敗できないぞ・・・」

と考えるのではなく、

「大事なプレゼンができるから、できることを全力でやってみよう」

に変えていくようなイメージです。

 

この切り替えができるようになると、初めて体験することも、その初めてを楽しめる視点を見つけることができるようになります。

どんな場面でも、自分のメンタル状態が楽になるような物の見方や考え方を探して、その視点から物事を考えるようにしてみてください。

そうすれば、初めても楽しい体験になっていきます。

 

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日常でできるメンタル改善トレーニング方法。

メンタルは心の状態であり、それが揺らぐか、穏やかかで変わります。

これを改善していく、つまり、穏やかにしていく方法を解説していこうと思います。

 

改善するときに大事なのは、毎日の実体験で改善していくことです。

 

本を読んだり、このブログを読んだら、「わかった」気分になると思いますが、そこから一歩踏み込んで、実生活でやってみるということが大事だと思います。

なので、これから解説する方法を、少しずつで良いので、生活の中に取り入れて、チェックしてみてください。

 

毎日起こる出来事の自分の反応やメンタル状態をチェックする。

毎日の生活で、何かしらの出来事は必ず起こると思います。

例えば、乗ろうと思っていた電車に乗れなかった。

そんな出来事があった時の自分のメンタル状態をちょっと考えてみてください。

 

電車に乗れなかった時の自分が、揺らいでいる時は、「なぜ揺らいでいるのか?」を考えていきます。

 

自分と話していると、電車に乗れなかったこと自体が、自分のメンタルを揺らしているのではなく、電車の乗れなかった先の出来事に対して、揺らいでいることが分かります。

 

例えば、出社が遅れることで、怒られるのが嫌だとか、家に帰る時間が遅くなって、休む時間が減ることが嫌だとか、そういうことに対して揺らいでいることが分かります。

ということは、電車に乗り遅れること自体に対しては、揺らぐ必要がないということが分かります。

だから、平常心に戻れるのです。

 

怒られるのが嫌だと思っているのは、電車に乗り遅れた時のタイミングでは必要のない揺らぎですし、実際にそれを体験しているわけではないことに、自分の心の状態を揺らしても解決することはないんです。

そこまでわかるようになれば、電車に乗り遅れるという出来事に対しての揺らぎがなくなって、穏やかに電車を待つことができます。

先々の出来事を予測しても仕方がないんです。

 

大事なのは、その瞬間揺らがないメンタル状態にするということになります。

揺らがないから、案外怒られなかったとか、そこまで遅くはならなかったとか、そういうことになったりもします。

 

電車に乗り遅れたということですら、視点を変えればメンタルをよくするための改善はできるのです。

ということは、どんな出来事でもできるようになります。

 

出来事から、自分の中が揺らいだら、それはメンタルを変えていけるチャンスだと思ってもらえれば、いろんな角度で見つけられると思いますので、ぜひやってみてくださいね。

 

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まとめ

いかがでしたか?

メンタルを強くするという意味が理解できれば、それをどうしていけば手に入れることができるのか?ということはわかるようになっていくと思います。

この記事で解説した流れで考えてもらっても良いですし、この記事から参考になった部分だけを実践してみていくのも1つだと思います。

 

メンタルを強くしていく上で大事なのは、自分の心が揺らがず穏やかでいつもいられる状態を作ることだということです。

それを達成することができれば、どんな状態でも、どんな環境でも、メンタルが強く、しなやかな状態を作り出すことができるので、心が楽な状態を生み出していけると思います。

 

日常生活でも、スポーツでも、仕事でも、メンタルが強くなっていけば、心が豊かで楽しい毎日になると思いますので、ぜひ、メンタルを強く柔軟にしてみてくださいね。

 

✔︎ メンタルについては、音声でもお話ししています。
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今西 史樹
スピリチュアルカウンセラー。チャネリングを通して得た情報と、かるい価値観と感覚を発信・提供。【経歴】▶︎2014年IT分野で起業▶︎ブログ運営▶︎セッション / ワークショップ / 講座開催【趣味】▶︎ゴルフ(ベストスコア94〈ハーフ44〉)/ ゲーム。