瞑想をする目的は、マインドを止めることです。
マインドが動き続ける状態から、マインドを止めて、スッキリした状態を作ることが瞑想をする理由なのです。
ということは、マインドが止まっている状態は、何をしていても、どんな時でも瞑想状態だということになります。
例えば、プラモデルを夢中になって組み立てている時、
料理を夢中になって作っている時、
文章を夢中になって書いている時、
これらは全て、瞑想状態と同じ状態だということになります。
マインドで計画し、何かを考えているのではなく、ただただ目の前のことに集中していく状態。
それが瞑想をしている時と同じような状態なのです。
瞑想の意味。
瞑想とは、心を沈めたり、何かに祈ったりするものではありません。
それでは瞑想をしていても、頭の中は動き続けることになります。
頭の中が動き続けている状態を瞑想とは言わないのです。
祈るということも同じです。
誰に祈ったとしても、自分の現実を作っているのは自分しかいません。
それなのに、誰かに祈っても、誰も助けてはくれませんし、助けることはできないのです。
自分と繋がることも瞑想ではありません。
自分とつながっていない人はいませんし、いつも自分とつながっていて当たり前なのです。
瞑想という手段は、あくまで手段だということを忘れないでください。
それを忘れると、瞑想をすればなんとかなると思ってしまいます。
瞑想をしても、現実は変わりません。
もし変わっているのであれば、瞑想をしている人はもっと笑顔で楽しい毎日になっています。
瞑想の具体的なやり方。
瞑想のやり方は、自由です。
決まったやり方は必要ありません。
もちろん、自分で決めたやり方をやるもの1つです。
重要なのは、
マインドが止まった状態になっているか??なのです。
足を組んだりして、よくある瞑想の形を作って瞑想をしても、
「ああでもないこうでもない・・」と考えていては、
瞑想の形をしているだけになります。
いつでもどこでもマインドが止まっていれば、瞑想状態なのです。
その状態は、人によって違います。
音楽を聴いているときかもしれませんし、掃除をしているときかもしれません。
料理をしているときかもしれませんし、何か書いているときかもしれません。
無心になれることをしているときこそ、瞑想している状態なのです。
それを感じてみてください。
「瞑想するぞ!」と意気込んでも、いろんな思考が出てきます。
意気込まずにリラックスして、ただ今この瞬間に集中することに意識を向けてみてください。
簡単な方法は、今聞こえる音だけに集中してみてください。
何が聞こえますか??
車の音??
虫の声??
電車の音??
赤ちゃんの鳴き声??
人の声??
風の音??
そこだけにフォーカスしてみてください。
そうすればマインドが止まっていることにあとから気がつけると思います。
「あとから気がつく」というのが重要です。
「マインドが止まっている」と認識すると、その状態はまだマインドが動いていることになってしまうのです。笑
だから、音だけに集中している感覚を味わってみてください。
そして、そのときアナタが感じたことは何ですか??
言葉に出来ないことは言葉にする必要はありません。
でも、確かに何かを感じているはずです。
それを大切にしてみてください。
瞑想は形ではありません。
アナタの中の状態が重要です。
マインドが止まっている感覚を1回でも体験できれば、それを覚えておくことが出来ます。
覚えておけば、マインドが騒いで自分の気持ちや感覚がわからなくなったときに立ち戻れるのです。
立ち戻れる感覚を自分の中に作っていってみてください。
そうすれば、マインドに飲まれることなくハートの声を感じることが出来ます。
瞑想をする時間はどれくらい?
瞑想は、慣れればほんの数秒でできるようになります。
瞑想状態を感覚でわかっていると、そこに共振さえすればいいことがわかるからです。
そして、何時間も座禅を組む必要もなければ、何時間もチャクラに意識を持つ必要もありません。
瞑想状態を作ることで、ハートの感覚がわかるようにはなります。
でも、その感覚がわかったら、もう瞑想状態は必要ではなく、実行するための行動が必要になっていきます。
ここがとても大事なポイントです。
瞑想をする時間をたくさんしても、実際に自分の足で行動しないことには、現実を変えることはできません。
そこを忘れないでください。
✔︎ 行動については、こちらの記事をどうぞ。
瞑想の効果。
マインドが止まるので、ハートの感覚がわかるようになります。
これは、自分の本音ともいえる「こうしたい」と思えることです。
それを見つけることができます。
また、マインドが静かになることで、自分のやりたいことと、やらなければいけないと思っていたことの区別がはっきりできるようになります。
だから、自分を見失うこともなくなるのです。
頭の中がぐるぐるして、考えることをやめられなくなったら、瞑想をすることでマインドを落ち着かせることができます。
そうすると、マインドや感情に飲まれることなく、選択肢を選べるようになっていくので、不満も後悔も生まれることはありませんし、自分で選んだという感覚を得ることができます。
自分で選んだということがわかれば、思考の現実化を実感することができるようになるので、「こうすればいいんだ」ということも理解できるようになるのです。
また、フラットな自分の状態も手に入れることができます。
マインドが揺らぐことがないということは、心が揺らがないとも言えるのです。
どちらも揺らがない状態は、振り子の重石が、真ん中で止まっているような状態を生み出すことができます。
止まるから、次にどちらに動くかを決めることができますが、止まらない限り、決めることはできません。
これは、重い現実から軽い現実にシフトするときも同じだということです。
重い流れのまま軽い流れにシフトすることは難しいですが、重い流れから一度出て、軽い流れに乗ることができれば、それほど難しくはありません。
これができるようになるのが、瞑想状態を作ることなのです。
まさに、振り子の重石が真ん中に止まっていて、重い方に動くのか、軽い方に動くのか。
それらを自分の意思で決めることができる状態。
それを得られるのも、瞑想状態の大きな効果になります。
まとめ
瞑想は、万能薬ではありません。
それ自体ができるようになったからといって、現実を変えられる力があるわけでもありません。
でも、瞑想ができるから、マインドを止めて、冷静に自分がご機嫌になれる選択肢を選ぶことができるようになっていきます。
だから、必要なことではあるのです。
ただ、そこばかりに気が向いてると、気を取られていると、その先が見えなくなってしまいます。
瞑想が終着点ではないのです。
むしろ、瞑想をすることで、フラットな自分を手に入れることができるので、スタートと言えるでしょう。
フラットな状態でスタートできるから、何を選ぶことも自由です。
軽くなれる方法を選ぶことも、重くなれる方法を選ぶことも自由になります。
瞑想状態を作って、自分の中だけに集中した状態で、自分の好きな方を選んでみてくださいね。
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