「もうやーめた!」

2016/08/23
 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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今年のようちえんクラスチームの子どもたちは、戦いごっこが好き。

理由は簡単。

家で戦隊もののシリーズのテレビをみている子が多いから。

そんなこんなで1学期の間、ほぼ毎日戦いごっこにあけくれていた。

誰かが悪者になって、誰かが退治する。

最後には、毎回誰かが泣く・・・(笑)

大丈夫なんですか?と心配されますが、

「必ず終わりが来て、次の段階にいきますよ」と言います。

 

なぜかって?

この数年園をやっていて、

全ての出来事は、子どもたちの流れの中で、時期が来たら終わりがやってきたから。

ちゃんと何かを体験しつくしたら、終わりが来るもの。

 

そして、やっぱり終わりがやってきた!!

 

ある日。

「僕、○○ジャーね」

「僕は、○○ジャー」

 

「うお~~~!!悪者に変身したで!!」

 

「きゃ~~~~逃げろ~~」

 

と襲い掛かる子と、逃げる子。

 

いつもと同じような展開。

よくもまぁ、飽きずにやるよねって見ていたら。

 

悪者になった子の様子がちょっと違う。

いつもは満面の笑みでやっているのに、今日は曇っている顔!?

やっつけるぞー!と言いながら、戦いをしているけれど、

悪者役の子の気分は、乗らないみたい。

自分から悪役になったのに・・どういうことなんだろう(笑)

 

そうしたら。。。。

「もうやーめた!!」

「みーんなー!!もう悪者じゃなくなったで。もう○○に戻ったで!!」

 

!!!!

終了宣言ですか!?

 

それを聞いた他の子どもたちは、

「ほんまや~~悪者じゃな~い!!○○に戻った!!わーい!!」と

みんなで駆け寄ってきた、、、笑顔で(笑)

 

それを見た悪者だった子のほっとした顔。

そしてとっても嬉しそうな笑顔。

 

戦いごっこよりで誰かが泣いたり、誰かが離れていくよりも

「自分が嬉しいことや気持ち」が何なのか。

4歳、考えたんだなぁ。

 

考えて選べるってことは、

相手の気持ち、自分の気持ちを感じれるってこと。

そのうえで、選んでいるんだものね。

子どもたちは、こういう繊細な自分の感覚を、

ずっと確かめてきたんだろうなぁ。

 

そのあと、遊びが変わっていた。

戦いごっこも遊びの1つでしかないんだよね。

 

戦いごっこは、それからも続いているし、1つの遊びとして変わらずにある。

でも

その中で、誰かが泣きだす前に、

子どもの中から「終わり!」と終了宣言して、遊びを変えることが出てきた。

 

嫌な気持ち、さみしい気持ちより

嬉しい気持ち、楽しい気持ちを選べる力。

 

すごいなぁ。

ちゃんと自分で体験しつくせば、必ず次が生まれてくる。

大人が思いつかない方法で、

愛にあふれた何かが、必ず。

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