子どもが親の期待に応える、応えてしまうのはなぜ?

2018/07/01
 
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木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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いくつになっても、親の言葉に振り回される。

もう大人なんだから!
もう自分の人生なんだから!

そう心で思っているのに、
気がついたら、親の言った言葉どおりにしてしまう。

いまだに、親から言われたことが頭をよぎる。
親の顔が浮かんでしまう。

・・もう大人なのに、なぜ?

親の期待に応える子ども・・・
実は、大人になった人が多く抱えている悩みのように思います。

子育て中で、
自分のお子さんの姿に不安を感じる人もいらっしゃいますが、
それ以上に、大人になったのに・・と思いを抱えている人が多いです。

いくつになっても「親の期待に応えようとしてしまう」
それは、なぜでしょうか?

今日は、その理由について書いていきます。

子どもは、親を深く深く愛している。これが大前提!

実は、この一言に尽きます・・・

あなたが、そう思っていなくても、
子どもは、「親の期待に応えたい」と、
勝手に思ってしまう。

それは、親を深く深く愛しているからです。

!!
そんなことは、ない、大嫌いだ!
そんな方がいるかもしれません。

そうだったとしても、自分の思いや気持ちを超えて、
深く深くに持っているものが、
親への「愛」なのです。

自覚しているか、していないか、
まったく関係ないレベルで、
愛というものが流れているのです。

たとえ大人になっても、同じです。

自分の親を嫌いだ!と思っていたとしても、
分かり合えないって思っていたとしても、
目障りだと思っていたとしても、
自分はもう大人だと思っていたとしても、
もう親は関係ないと思っていたとしても、
どれだけ傷つけられていることがあったとしても、
大好きだ!と思いつつ付けていたとしても、
どんな今だとしても、かわりません。

私たちは、生まれてくる時に、自分の母親を選びます。
自分の親を選んで、自分の意思で生まれてきます。
生まれてくると同時に、
両親を幸せにしたい、そう思って、子供として生まれてきます。

だから、親から、
親が期待したかどうか、お願いしたかどうか、関係なく。

「生まれてくると同時に持ってきた願い」を
叶えようとする行動が、
自然に、自分から出てきてしまう。

自分にそのつもりがなくても、
自分がそうしようと思っていなくても、
自分の奥深くにある思いが、
自然と「親が喜ぶ、親の期待に応えられる」方向へ、
あなたの目を向け、体をむかせてしまう。

先ほどもいいましたが、
自覚があるか、自覚がないか。
そう思っているか、思っていないかという次元ではないレベルで、
愛を持っている。

この大前提を知っておく必要があります。

お母さんの期待に応えられたら、一番嬉しい!!

私たちが生まれてくるときに、
「人の役に立ちたい」と願って、
生まれてきます。

どうやって役に立つかは、
それぞれ持って生まれてきた個性や役割があるから、
それをいろんな出来事の中で見つけ出しながら、
役に立てる喜びを感じていくんだと思います。

だから、私たちは、
誰にも教えられていないのに、
生まれながら「貢献心」があるんです。

誰かの役に立ちたい!
その目的を一番最初に達成したい相手は、
自分の親なんです。

特に「お母さん」
なぜ、お母さんか・・。
それは、おへそで繋がっている間柄であり、
お母さんという存在にサポートしてもらわなければ、
命が大きくならず、生まれてくることができないからです。
(赤ちゃんは、お母さんのおなかで育ち、生まれてきますからね。)

お母さんの笑顔にしたい。
お母さんを幸せにしたい。

その大きな強い動機があるから、
子どもたちは、自然と親の期待通りに動いていこうと
するんです。

笑顔になった
嬉しそうにした

その瞬間瞬間を、
積み重ねていたいから。

その1つ1つを見たいから、
親の期待に応え続けていくんです。

それだけ、
子どもは、親が大好きで、
心から愛しているってことなんですよね。
一番幸せであってほしい人なんです。

子どももそうですが、
大人になった私たちが、
自然にそう動いてしまうのは、この思いがいつもあるからなんです。

あなたが親ならば、心に留めておいてほしいこと

もし、親であるならば、
「子どもは自然と親の期待に応えようとするところがある。それは愛からくる行動である」
ということを、心にとめておく必要があります。

あなたが、お子さんに

・どんなに好きにしてもいいよ~
・自分で決めてもいいよ~
・どう感じてもいいのよ~

とかかわっていたとしても、
あなたにそんなつもりがなかったとしても。

言葉で、期待するようなことを一言もいっていなかったとしても。

子供たちは、
心の奥底で、
「何が、喜ぶのかな?幸せなのかな?」
って、思ってしまっているかもしれないからです。

また親が、とても悲しそうだったり、
とても苦しそうだったりしたら、
自分に何ができるんだろう!
どうやったら幸せになってくれるだろう!
と、惜しみなく力を発揮し始めるのが子どもです。

親のために、
自分をどんどん差し出して、
親を幸せにしようとします。

これが続くと、とても危険なことになります。

また、
親が過度に期待をすることは、
子どもを苦しめていきます。

「自分はこうしてもらえなかったらから、子どもにはやってあげたい」
「子どもには、こうなってほしい」
「子どものために、こうしてあげたい」

これらは、子どものためといいながら、
実は、
「自分が生きてきた人生で得られなかったことを、子どもを通して自分が得ようとしている」行為になります。

きつい言い方になるかもしれませんが、
子どもを自分の人生の身代わりにしてしまっている状態になります。

このエネルギーは、子どもをとても苦しめます。
愛というエネルギーと共に、「人生の主体」という
命にとって一番大切なものが、
一番愛している人によって、奪われていくからです。

親を愛している以上に、自分の人生と命のすべてをかけて、
親が喜ぶこと、親の人生を肩代わりしていくことになってしまうからです。

親を愛し、その確認が取れたら、
子どもの中から、その愛をもったまま、
親と自分を切り分けて、
胸をはって自分の足で自分の人生を生きていくことができます。

本来自分の人生を進めていくエネルギーすべてが、
親の期待に応える、自分ではない他人の思いを背負った生き方に
注がれていくことになります。

子どもにこうなってほしい
こどもにためにこうしてあげたい

そう思う気持ちはあっていいのです。
そう感じる自分はあっていいのです。

子どもに幸せになってほしい。
それは、すべての親が持っている深い思いです。

しかし、
それを相手の意思を無視して、
押し付けることは、いけないことなのです。

だからこそ、
親が幸せであることがとっても大事になるのです。
親が自分の人生の未完了にしっかり向き合い、
自分の人生を歩んでいくこと、充実させていくことが
とてもとても大切になります。

お母さん、笑顔だ!
お父さん、とっても楽しそう!

僕は、それができた!
僕がいて、みんなが笑顔だ!

子どもたちにこの確信が持てたとき、
はじめて、心から親以外の人に向けて、
よし、ほかの人にもそれができるはず。
人の役に立つ人にもっとなっていきたい!!

という気持ちや行動が生まれてくるのです。

親の幸せを背負わなくていい

大人になっても、親の期待に応え続けてしまう人がいます。
子どものころ、「これでいい!私がいて、親は幸せだ!」と確信がもてなかった場合、
大人になっても、親を喜ばせ、期待に応えようとし続けてしまうのです。

この場合、あなたの親が、
何かしらの理由で、人生が満たされておらず、心が不安定な時期があったのかもしれません。
あなたが、幸せにできなかったのではなく、
あなたの愛をどれだけ注いでも、それをしっかり受け止めきれなかった可能性があります。

それは、あなたの愛が足りなかったのでも、
あなたがきちんとできていなかったわけでも、
なんでもありません。

それは、あなたの問題ではなく、親の問題になります。

なので、あなたは、あなたの親の幸せを背負わなくていいのです。
むしろ、背負ってはいけないのです。
親が、幸せであることは、親が自分でやっていくことです。
それを、あなたが、やる必要はないのです。
どれだけ、あなたが親を愛していたとしても、大事だと思っていたとしてもです。

いつまでも親の期待から抜け出せない。
そう感じている方がいれば、今抜け出すチャンスです。

「私は、十分、親を幸せにしています。」
「親の幸せは、親のものです。」
「私の幸せは、私のものです。」
「これからは、私は私の期待に応える人生を選びます。」
「そして、それは、私と私が愛する人たちの幸せにも繋がります。」

魔法の合言葉です。
ぜひ、自分の内側に響くように、言葉にしてみてください。

まとめ

これだけお伝えしても、
やはり、親の幸せ、喜ぶ顔、期待に応えたい・・
そんな気持ちは、全員が持っているのだと思います。

その上で、その深い思いを自覚し、
自分を信頼して選び、決め、進んでいけることが、
本当に自分の人生を生きるということになります。

私たちが持って生まれた
親への愛は、とてもとても深いと思うのです。

それは、何歳になっても、
心の奥底に持ち続けるものかもしれませんね。

その愛が、本当の安らぎと笑顔へ繋がっていくことを願っています。

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木村 祐理
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