子どもがガラスのコップを割ったとき

2018/06/05
 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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ぱりーん!!

晩御飯を食べ終えて、
食器を運ぼうとした次男の手から、
ガラスのコップが滑り落ちた。

こういうときって、すごく学びになる。

だから、子どもとの時間で、すごく大事にしているやりとり。

「そのまま、止まって!」(私)

大きな声で、次男の動きを静止・・・

でも、次男はびっくりして、動いてしまった。
奇跡的に怪我はなく。

固まっている次男坊。

「コップは、ガラスだからね。割れたらこうなるの。どうなっている?」

「いっぱい割れてる。」(子ども)

「いろんなところに、ガラスは飛んでいくの。」

「そこからでいいから、ガラスみててごらん。」

・・。

「ごめん、コロコロ持ってきて!」

長男に、必要なものをもってきてもらって、
私が割れているガラスを片付け始めた。

「割れたガラス、触ったらどうなるか知ってる?」

・・・。
ってそばから、私が怪我して、ちょっと血が出た・・おっちょこちょい(笑)

「血が出る・・・」

「そうそう、やっちゃったわ、母。ガラスがささると、血が出るの。」

「うん。」

「コップが割れたときに、母は、止まれっていったよね。」

「うん。どうして動いたの?」

「・・・動いちゃった。」

「そう。仕方ないね。もし割れたあと、動いたところにガラスがあったら、どうなると思う?」

「僕の足から血が出る。」

「そう。だから、母は止まれっていったの。わかった?」

「うん。わかった。」

「もし、また同じようにガラスが割っちゃったら、動いていい?」

「動かない。」

「そう。動かない。そのまま止まる。だよ、いいね。」

「わかった。」

「一番大事なことは、自分の体を守ること」

「わかった。」

「長男くん!!ちょっと協力して。」

「何、どうしたの?」

「母、こっちの片付けで動けないから、
次男君のこと、お願いできる?」

「いいよ。」

「もう一度、次男の体が大丈夫かみてあげて。」

「わかった。」

「あなたが自分で床を見て、ここは大丈夫ってところまできて迎えにきてあげて。
よく見てね。ガラス飛んでるかもしれないから。
そして、次男を、安全なところまで連れて行ってあげて。」

「了解!」

長男は注意深く床をみて、
近くまで迎えにきて、ソファーまで連れて行った。

「大丈夫そうだよ。」

「よかった。ありがとう。
母、まだこっちの片づけがあるから、
次男と一緒にいてあげて。
体は大丈夫でも、心は大丈夫じゃないかもしれないから。
心が大丈夫っていうまでね。」

「わかった。」

次男は、長男にべったり。
充電してくれている間に、私はお方付け。

全部終わってから、二人に声をかけた。

「無事にガラスとりました。もう大丈夫です。そっちは、どう?」

「こっちも大丈夫だよ。」

「じゃ、これにて完了だね。」

「うん。」

「そうそう、長男君。次男のことありがとうね。
しっかり見れて、安全なところを歩かせてつれていけてたよ。
体のチェックもありがとう。ばっちりでした。助かりました。」

「はーい!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ガラスが割れる。
誰からケガをする。

日常生活ほど、いろんなことが起こる。

そのときこそ、
何を大事に、どう行動するべきかを、
一緒に見て考えて、学ぶチャンス。

自分がどう振舞うかはもちろん、
自分が立ち会ったときにどう振舞うか
何ができるかを学ぶことができるから。

こういう時は、
子どもを指示して動かす。
明確に、強く指示する。
そして、必ずその場の安全管理は私がします。

長男に、自分の判断でって声をかけても、
本当に大丈夫なエリアはどこまでかの判断は、
私がしている状態。

その上で、子どもたちに任せます。

今回みたいに、ケガに繋がるような場面では、
大きな意味で任せきることはしない。
(ほとんどが、任せることで注意深くしっかり判断するから、私が何かをすることは必要ないけれど)

私がもっている指針は、
状況の判断、観察を自分の感覚と判断でやる。
それが、いけているかどうか、私はチェックする。

もしも判断がずれていたり、
危険になりそうなときは、一度声をかけて、もう一度よく見れるように促したり、
必要ならばとめたりする。

判断軸や指針、方向性は、大事だから。
その私信や方向性を、体験から自分の中に育てていくプロセス。
こういう基本的なところは、大事に一緒に育みたいなと思っているところです。

だから、ガラス割っても、怒鳴ったり、怒ったりしない。

それを最初にやってしまったら、
私の顔色だけを見続けて、
どうやったら怒られないかに
頭を使わせてしまうことになり、
罪悪感と保身から、ぎゅっと身構えてしまい、
体と心が硬くなる。

そんな状態では、学ぶことはできない。

「今起きていること」を
そのまんま見て、感じられるからこそ、自分に深く残る学びになる。

もし、またガラスパリーン!ってすることがあったら。

人は、過去にやった出来事・シュチュエーションを自然と思い出す。

そのときに、何を思い出してほしいか。

親に怒鳴れらたことが思い出されるか
自分が何をすべきかが思い出されるか

どんな瞬間に、何が起こるか、
どんな出来事に居合わすか
わからないのが、生きるってことだから。

ちなみに、コップを運ぶことに関してのふりかえりは・・
このときは、しませんでした。

理由は、わざわざ一緒に振り返らなくても、
自分がやったことがどういうことで
自分がどうお皿を積んでいたか
その結果がどうなったかは、
本人がわかっていると感じたから(^^)

この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪

Comment

  1. みうらさやか より:

    初めまして^^
    先日石川尚子さんの講演会をきっかけに
    祐理さんの事を知り、
    フォローさせていただいてました。

    コメント失礼致します。

    今朝、我が家でも子どもが食器を割り、
    私が怒ってしまったことにモヤモヤしていたのですが、
    この記事を読んで、ハッとさせられました。

    私は「動くな!」「踏んだら血出るよ」と言うだけで、
    なぜ動くと危険なのかを説明することもなく、
    私の指示に反して動きまくる子供たちに腹を立てていました。
    「子どもがケガしないように」したはずの注意だったのに、
    いつのまにか目的が変わってしまっていた事に今の今まで気づきませんでした。

    いつも「子どもが言うことを聞かなくて困る」と感じている私ですが、
    これからは「なぜいう事を聞かないと私が困るのか」を考えていきたいと思いました。

    よくある日常の1場面、祐理さんの対応はリアルタイムで参考になります!

    これからもヒントを頂けるとありがたいです♪

    • 木村 祐理 木村 祐理 より:

      はじめまして!
      メッセージをありがとうございます。

      子ども、ガラス製品割りますよね。。
      リアルタイムだったようで、何かお役にたてならば嬉しいです。

      子どもがパニックや自分がどうしようもなくなったとき、
      そんな瞬簡に自分が陥ったとき、
      (迷子とか、道を挟んでお母さんと反対側に離れちゃったとか・・)
      反射的に動いてしまうということを、心に留めておかれるといいかもしれません。

      体が勝手に動いちゃうって感じなんだと思います。
      (お母さんの言うことを聴いていないのではなく、聞こえていても体が反応しちゃう)

      小学生を越えてくると、
      自制ができるようになることも増えると思いますが・・・。

      心に留めてかかわりを探られると、
      少しストレスが減ることもあるかな!?

      本当に伝えたいことが、
      これからさらに、伝わりますように!

      ありがとうございます。

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