インドを思い出す夜

 
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木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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スペインからウーファーさんが来ています。

ひょんなことから、インドの話になり、

私も行ったことがある「マザーハウスのボランティア」の話をしていて、

とっても懐かしくて、写真を眺めていた今日。

 

どれくらい前だったかなぁと思っていたら、

2006年8月だったので、10年前のこと。

 

あぁ、もうそんなに経つんだなぁ。

 

たった10日間だったけれど、

あの時の、あの場所での時間は忘れられなくて。

 

ほとんど物を持たない私にはめずらしく、

資料も全部まだ持っている。

(写真は1枚しか残っていないけれど^^;)

 

人を助けたいと思っていて、

自分の持っているものがきっと役立つと思って

インドに行って。

 

子どもたちの前で、それは幻想だと知り、

全部自分のエゴだったことに気が付き。

 

自分の信じていたものが、全部崩れていった場所。

シシュババン。

 

人を助けるという意味をはき違えていた。

自分より弱い人達を助けたいと思っていた。

 

そうじゃないと教えてくれたのは、シシュババンの子どもだった。

 

インドにいって、「人を助ける」ということを捨てた。

自分にあった、たくさんのものを一気につきつけられた時間。

 

希望が絶望にかわり。

 

私に何ができるんだろう。

自分には何もなくなってしまった。

 

ここまできて、私は何をしたらいいんだろう。

私は何のために来たんだろう。

 

全くわからなくなって固まっていた私の、

背中に触れたのは小さな手だった。

私の服をにぎっていた。

 

その手の先には、目が見えないはずの子。

 

どうして、私の場所がわかったんだろう。

 

呼ばれるように、そばに座ったら、

そのまま私の手をにぎって微笑んでくれた。

 

固まっていた自分の中に、温かいものが流れた瞬間。

 

空っぽの自分に、新しい何かが流れ込んできた気がした。

 

ここにいよう。

私は、ここで子どもたちと時間を過ごそう。

させてもらうことの中で、何かがわかるかもしれない。

 

小さな手に導かれるように、はじめて子どもたちと時間を過ごした。

頭はずっとわからなかった。

 

でも、心はずっと温かかった。

 

言葉はまったくわからなかった。

 

でも、心はずっと通じていた。

 

その目から、すべての意思が伝わってきた。

 

そのことを受け止めて、手伝うだけだった。

 

どうして、こんなに心が通じるのか、わからなかった。

でも、子供達の声が、優しさが、自分に流れ込んできた。

とってもとっても温かかった。

 

 

どの子も、私のすべてを受け入れてくれた。

 

私ができることなんて、少しのことを手伝うことだけだった。

私がしてもらったことのほうが、とってもとっても多かった。

 

私の人生を大きく変えた街。

今はどんな姿をしているんだろう。

 

私に一番最初、大事なことを教えてくれたのは

シシュババンの子どもたち。

 

人間はねって、ことを1つ1つ教えてくれた、

シシュババンの子どもたち。

 

あれから10年。

 

今、同じ場所に行ったら、

私は、何を感じるんだろう。

 

そんなことをちょっとだけ思っちゃった。

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