花火の「ひゅー」という音を聞くたびに

 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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ひゅーっていう音と共に、
空から降ってきて、
すごい数が降ってきて、
そりゃ、きれいってもんじゃない。
すごかったんよね、お父さん。

淀川花火が見える部屋で、
おばあちゃんと花火について
話していたとき。

ぽろりと
話された
この言葉。

お父さん。
と声をかけられたおじいちゃんは、
いつも以上に何も言わなかった。

そうだったんだ・・。

忘れもしない、あの日。

たまたま。
私がそのとき住んでいた地域が、
おばあちゃんが小さなころに過ごした町と近く。

私が暮らしていた町と、
この時に話してくれた空襲が、
近い場所だったこと。

そして、淀川花火という大きな大きな花火大会が重なったことで。

ぽつりと語られた
おばあちゃんの物語。

ひゅーって花火があがる音、
どん!って花火を打つ音、
夜空にきらめく火花。

同じ花火を見て、
空から大量に降ってきた焼夷弾と
火に包まれる町に
自分がいた記憶と体験がある人と

それを
きゃー!!
うわーきれい!!
すごーい!!

歓喜をあげ、
おもいっきり楽しみ、
美しいな~ってたくさんの人たちと
見ることができる

こんな環境が自分に与えれている、今。

この大きな違いを

これほどに感じた瞬間は無かった。

この時に語られた物語は、
それから、私の中で消えることはなく。

夏になり、
花火大会に参加する度に、
ひゅーという音を聞くたびに、
思い出す。

命を繋いでくれている
たくさんの人たちの先に、
今の自分があることを。

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