「母は、だめっていってない。」

 
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木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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休みの朝。

のんびりしていたのに、子どもたちの朝ごはん!コールで起こされた。

せっかくの休日なのに、

セルフご飯の準備するの忘れてたなぁ・・・。

しかたない。

 

頭やっぱりいたいなぁと思いながら、さぁ起きようと思ったら、

横に寝転がってきた次男坊。

 

「はは、今日も頭がいたいから、頭はさわらない欲しい。」

そう言った途端。

 

「あははは!!」と昨日うった場所を、ぱちーん!とたたいてきた次男。

 

「いったーーーーい!!」

本気で痛い。。。。

 

そんな私を見て、

 

「あははははは!!!」と笑っていた次男。

 

ぶちっ!!

 

「母、頭痛いっていったよね。」

 

次男の手をにぎったまま、一言。

 

その時点でも、半笑いの次男坊。

 

「お怪我しているところ、叩いたら痛い!」

 

さすがに、苦笑いになった次男。

そして。

 

「うえぇーーーん!!」と大泣き。

 

何度もいわなくても、やってしまった・・って感じることくらい

わかっています。

 

でも、しばらく泣き続けている次男をみながら、

「本当にわかっているんだろうか?」という気持ちが出てきた私。

 

ひたすら泣いている次男に、一言。

 

「お話できないから、泣くのを止めてください。」

 

これぐらいの自制はできる人だって、思っている。

案の定、泣きやんだ。

 

一度泣くのを止めてもらって。

 

「まだ、お話が終わってないでしょう。

あのさ、母は今日も頭がいたい。頭はさわらないで欲しい。ていったよね。」

 

そう言うと。

 

「うん」と頷く次男。

 

「母が言ったこと、わかる?」と尋ねてみた。

 

ぶんぶんと首を横に振る次男。

 

「わからないの?」と聞いてみたら。

 

「うん」と頷く次男。

 

「母は、頭が痛いの、だから頭は触られるのは嫌なの。やめて欲しいの。」

 

「うん。」

 

「わかる?」

 

ぶんぶんをまた首を横にふる次男。

 

「わからないの?」

 

「うん。」と答える次男。

 

「あなたは、頭打ったらどうなるの?」

 

「痛くなる」

 

「そうだよね。

 

「痛い所、さわったらどうなるの?」

 

「痛い」

 

「そうだよね。」

 

「母の頭は、それと同じだよ。わかる?」

 

「わからない」

 

そう。わかった。

 

「母は、頭いたい。だから頭は触られるのは嫌なの。やめて欲しいの。わかる?」

 

「わからない」と答えた次男坊。

 

ふぅ~そうですかぁ。

 

「じゃあ、母が言ったことはわかる?」と聞いてみたら。

 

「うん」と答えた次男。

 

「じゃぁ、母がなんて言ったのか、言ってみて。」

そう聞いてみたら。

 

「母は、頭がいたい」と答えた次男。

 

「そうね。そう言ったよ。あとは?」と聞くと、

 

「頭触ったらダメ」と答えた次男。

 

「母は、ダメって言ってないよ。」

 

「わからない」

 

「じゃぁ、もう一回言うよ。母は頭がいたい。頭は触られるのは嫌なの。やめて欲しいの」

 

「頭は触ったらダメ」

 

「母は、ダメってい言ってないよ。母は頭は触られるのは嫌なの。やめて欲しいのって言ったの」

 

「頭は、触られるのは嫌なの。やめて欲しい・・・うぇーーーん!!!!」

と大泣きした次男。

 

言葉にしてみることの不思議って、

なんなんだろう。

 

その人が使った言葉をそのまま自分が言い直すと、

自分の中に、その人が伝えたかったことが浮かぶ。

って体験が、何度もある私。

 

しばらく泣いていた次男の横にふら~っとやってきた長男。

 

ちなみに長男は、同じ部屋の隅っこで、

私たちのやりとりを全部聞いていた・・・本を読みながら(笑)

 

「ちょっとラブラブしてあげてよ。」と長男に言うと、

「ラブラブするよ~~」と抱きしめながら、二人で転がっていた。

 

長男のおかげで次男坊は落ち着いて

そのまま私のところに転がってきた。

 

「母が言ったこと、わかった?」と聞いたら。

「うん、わかった」と答えた次男。

 

そして。

 

「ねぇ、どうして、母は頭いたいの?」

 

ん?いまさら?・・・そこですかぁ!!(笑)

 

「昨日ね、ハウスのドアで思いっきり頭ぶつけちゃったの。だから頭がいたんだよ」と答えたら。

 

「どうして頭打ったの?」とまた質問。

 

「足が滑って、ちょっとこけちゃったの」と言うと。

 

「わかった」と納得顔の次男。

 

「わかってくれてありがとう」

「どういたしまして」

 

と何事もなく、一日がはじまる・・・。

こういう気持ちよさ。

こういう会話ができる有難さを感じる瞬間でもある。

 

コミュニケーションなん、何が最善なのかもわからない。

目の前の人と、真剣に向かい合った先に、うまれてくるもの。

 

今日なんか使った言葉のミスもあって、

私が選んだ言葉が違っていたら、起きなかったことかもしれないし。

 

結果的に言葉選びの悪さから、

自分が痛い目になってるし。

会話して、すっきりした部分もあるけれど、個人的には大反省。

考えさせられた朝。

 

全てひっくるめて、積み重ね。

 

私は、私のことを責任もって伝えきることで、「私」が伝わる。

自分の使った言葉に責任をもつことで、言葉が見えてくる。

そして、至らなさというお土産に、あれこれ改善していくことになる。

 

人が人の間で、得られる学びそのもの。

ほんっと、毎日修行。

 

※続編あります。

興味があれば、こちらもどうぞ(笑)

「たたく」を引き出したのは、誰?

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