GIGAスクール構想、コロナが後押ししたもの。

2017年にオランダに行ったとき、
オランダの小学校では、パソコンでの試験が当たり前のように導入されており、
タブレットでの授業や自習が始まっていた。
翌年、2018年には、ほとんどの学校で一人1台タブレットかノートパソコンも持っていて、
テストや自習、中学生以上は時間割や学習計画や管理にも使われていた。
2017年の時は、
「使いながらどの分野で使っていけば検討している」と言っていたけれど、
2018年は、当たり前のように教育現場でタブレットやノートパソコンが使われていた。
導入のスピードにもとても驚いた。
日本は、いつになれば・・・と思いながら過ごしていた矢先のコロナウイルス。
GIGAスクール構想、始動にはあと数年かかる予定だったみたいだけれど、
前倒しになって、2020年度に一気に導入された!
これまた驚いた!
やればできるんだ!!ってね。
この勢いで、AIを活用した学習アプリがどんどん開発されたらいいなと思っています。
オランダでは、一人ひとりがタブレットのドリルに取り組むと、
学習理解をAIが判断して、次の質問や、課題のレベルを自動で設定するようにできるといっていました。
一人一人の学習レベルにあわせて、
自動で課題設定が行われ、学習理解度は先生が一括で把握できるようになっているとのことでした。
どこかで、誰かがしていることは、できると思っています。
特にテクニカルの部分は、できるはず。
これらは、学習塾で活用されはじめている分野だと思うけれど、
それが学校教育の中に浸透していったら、子どもにとっても、先生にとっても、
いいことになるだろうな。
そう確信しています。
コロナの後押しで進み始めた、日本のICT化。
いい風になっていきますように!
オランダの学校現場における、ICTの様子をちょっとご紹介しておきます♪