【オランダ教育現場視察レポ⑯】ユトレヒトの小学校

2018/10/16
 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
Pocket

視察日:2018/10/5

視察先の学校は、「Op De Groene Alm」という小学校です。
https://www.ksu-opdegroenealm.nl/

まずは、校長先生から学校のことを教えていただきました。

8年前、6名でスタートした学校。
とても新しい学校でした。
今は、生徒数311人だそうです。

学校内は、3つのエリアわけされていました。

→2才半4才
※学校は別の管轄だが、共同でやっている。幼児教育
→4-6才
オレンジ→6-9才
→9-12才
※4-12才のエリアは、小学校の管轄になります。

何をしたらいいのか、子ども自身がわかるようなデザインにしているそうです。
※枠組みがはっきりしている→どの部屋もわかるようにしている

ボードを効果的に使っている。
どこに何があるか、自分たちが何をやるのかについて、
子供達が主体的に学ぶという環境を用意している

授業は、ティーチングの時間(先生が教える時間)が終わると、
子どもたちは、自分で学びをプランいて自分の課題を取りくんでいきます。

自分で取り組んだ課題は、先生に提出します。
その際に、3つの箱に自分で課題を提出するそうです。

3つの箱
・自分で採点して、3つの箱のうち、1つに入れる

①全部できた
②よくわかっている・わからない
③ぜんぜんわからない・教えてほしい

このどれに自分が終えた課題が当てはまるかを自分で考えて、
当てはまる箱に、課題をいれるんですね。

子どもに、学びに主体性がある
自分のやったことを振り返る
リフレクションだとおっしゃっていました。

先生はすべての箱をチェックして、
子どもたちの理解度や、自己評価の状況を確認するようでした。
理解できていないのに、理化しいてると思っている子どもたちは、
授業の中で、フォローするとおっしゃっていました。

1つのクラスの中で、
3-5のグループにわかれているそうです。
(クラスの構成によって、グループの数が異なります。)

よくできる子15分→終了後は自分の課題
普通の子は、最初の15分+もう15分→その後自分の課題
もっと説明が必要な子→募集授業

このような感じで、レベルにわけてグループごとに教える時間、内容が変わります。
もちろん、一人の先生が行います。

5DAYS同じリズムになっています。
8:30-14:15
12:00-13:00 昼食、その後フリータイム
※昼食は学校のクラスで食べる

これには、驚きました!
オランダの学校のリズムと異なるから!!

(休憩時間)
午前中15分 軽食+外で遊ぶ
12:00-45分 15分食べて、30分外で遊ぶ
午後は休憩無し

テストはあります。
→教材のテストを使っています。

別途、5歳~全国共通テストがあります。
これは、年に2回あるそうです。

全国共通テストは、「成長度」を計るテストです。

テストのために家庭教師をやとい、
家庭学習するところもあるが(親の希望です。)
ほとんどいない

先生の評価方法についてもききました。

クラスの授業見学
・チェックリストをもとに
・クラスの性ちょうど
・教師同士授業を見学してFB

コンピテンシー
学校法人は、同じ評価リスト
1-3年目 スターター
4-7年目 ベーシック
8年目以降 専門

1項目が10項目にわかれている
※10項目のいくつかがOKでないと、OKにならない

昔は、一斉授業だったそうです。
教師に向かって、並んで座る形。
しかし、今はかわった。

先生の言ったことを聴く→絶対だった。

なぜ変わってきたのか・・・
社会が変わってきた中で、学校も変わってきた。

社会の変化
親が子供と関わる中で、
子どもの意見を聞きながらの育て方に変わってきた

この流れから、学校も変わっていくことになったそうです。

学校には、「teachers coach」がいます。
→補修授業でもひろえない子どもたちについては、
テーチャーズコーチに相談して、対策を考えるそうdせう。
同じ学校法人の学校に相談することもあるそうです。

オランダの学校の予算は、
子どもの背景によって、一人当たりの予算が変わるが変わるそうです。

※子供の背景→親の学歴、家庭環境、構成、国籍、言語

 

実際のクラスの様子↓↓

 

まずは、教室の環境デザインについて、教えていただいてから。

この学校にも、カンヤトレーニングの帽子がありました!!

カンヤトレーニング(いい人トレーニング)とは、
いじめ帽子のトレーニングです。
オランダの学校でよく導入されているプログラムの1つです。

白(タイガー)→社会的にいい行動をする
自分を主張し、相手を尊重する

黄色(うさぎ)→シャイ・自身がない・こわい

赤(さる)→ふざける、なんでも面白がる

黒(とり)→ボス、いじめ、攻撃的 マナーが悪い、いじめをする

休み時間の出来事をリフレクションするのに、使い、クラス全体で学びます。
ぼうしをかぶってロールプレーを通じて学んでいきます。

  

授業中です^^

 

オランダの教室は、ルールが目に見えてわかる。
先生に説明を受けなくても、何の時間か、どんなルールで行われているかが、わかります。
このボードや、信号機、時計やスケジュール表をみていけば、
はじめてきた私にも、教室の状態が掴めて来るんです。

ということで、
このクラスは、自分の課題を自分で計画して実行している時間でした。

なので、それぞれ子どもたちが、違うことをしていました。

 

ポスター描いている子達の横で、掛け算ゲームをしている子ども達。

こちらは、1年生(4-5才のクラス)です。

 

こちらは、5年生(8才)です。算数の授業中でした。

 

  

写真はとれませんでしたが、8年生(12歳)のクラスは、
先生が対話しながらの授業をしていて、見ごたえがありました!!

新しい教育にシフトしてから出てきた課題はありますか?
という質問を中心に、たくさんのディスカッションをさせていただきました。

このあたりの話は、
報告会などで直接シェアして行こうと思います。

最後にみなさんとパチリ!

伺った日が「教師の日」だったこともあり、
先生達へのフルーツがテーブルに置かれていました^^

 

毎日のタイムスケジュールや、ランチタイムの過ごした方も
今までの学校とは異なりました。

教育手法も、
ダルトン教育っぽく感じたので、
伺ったらやはりダルトン教育を参考にされているようでした。

しかしダルトン教育だけに基づかずに、
色んな教育のいいところを効果的に反映させているようでした。

すでにかなりの数の学校を視察してきて、
オランダの学校とは…が、
ある程度わかってきた今の自分を、
壊してくれた気がします。

課題や問題、社会の変化を捉え、
呼応しながら、
よりよい未来へと
アイディアや知恵、
たくさんの挑戦と省察をくりかえし。

オランダの学校や環境は、
どんどん進化していく!!

この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 木村祐理オフィシャルサイト , 2018 All Rights Reserved.