【オランダ教育現場視察レポ⑭】多重知性理論の小学校(ユトレヒト)

>>オランダの教育についての基礎知識
視察日:2018/6/20
アハータスネレン小学校 Agatha Snellen(ユトレヒト)
多重知性論教育の学校
生徒数:220人
屋根裏部屋で6人からスタートした学校。
学校の管理者は、親がボランティアで行っている。
親が管理組織をつくって、学校を管理。
★大事にしていること(学校のテーマ)
「頭・心・手」
・21世紀のスキル
・改善思考
・お互い協力
・コミュニケーション
・一緒に問題を解決する力
★人間関係トレーニング
いじめ対策(安全・安心・落ち着ける亜所)
シュチエーションを読みきれる力、ロールプレーなどを通じたトレーニング
★リラックスキッズ
自己肯定感を高める、リラックスするメゾッドの1つ
★多重知性理論教育
Vierkeerwijzer法を用いて、テーマで教科を学ぶ
★秀才児教育
よくできる子の教育
つまらなくて騒ぐ子がいない
補習授業などで行う
2013年に、新しい教育を探していた。
本・教材ではない学びを求めていた。
多重知性理論(Vierkeerwijzer)との出会い
※学ぶ→手を動かす/体験/発見する/遊び
※子供の動機からはじまる学び
・内側からのモチベーション
・動きがある
・主体性(自分の意思で選んでできる。そして最後までやり遂げる)
テーマは2年で1つ。
2年を通してのプログラムになっている
グループ1・2
グループ3・4
グループ5・6
グループ7・8
<ステップ1>
・子供が5つの質問に答える
※先生は、子供が学ばないといけないことを頭にいれておく
(学習指導要領を元にしてある)
・子どもたちが「5つの質問」を決める
・テーマの壁を作る
<ステップ2>
子どもが、自分が何を知っているかを考え、共有する
<ステップ3>
実際に経験する
試したり、つくったりする。
4-6週間かける。
自分が面白そう!と思う問いのカードを選ぶ。
<ステップ4>
自分が学んだことを発表する
テーマでyってきたこの振り返り
プロセスの振り返りも行う
全員で共有する
他の人から学ぶ、学びあう
★Vierkeerwijzer部分の評価について
・数字の評価はつけない
・成績はつけない
・子ども自身が、次どうしたいかを考える
→子どもと面談し、学びを確認する
★リラックスキッズのプログラムを体験させていただきました♪
実際に、各クラスを見せていただきました♪
★グループ1のクラス
活動を選んで、自分のマークをつけてから・・・
それぞれの活動を行います。
「何が芸術を作っているか」
芸術とはなにか
どんな芸術があるか
芸術家はどこからアイディアをもってきているか・・・
に取り組んでいるそうです。
テーマの壁がありました^^
人間関係トレーニング用の帽子とぬいぐるみ。
低学年のクラスにありました。
あらゆるロールプレイに使われいます。
他の学年にて。
これも、授業中。
子どもたちが劇を創り、みんなで練習中。
こちらのクラスにも、テーマの壁がありました。
子どもたちが決めた、5つの質問
こちらは、グループ8。
卒業パーティーの劇を練習中でした!