【オランダ教育現場視察レポ⑨】多重知性論メゾット採用の小学校(公立)

2018/09/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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>>オランダの教育についての基礎知識

■子どもの幸福度が高い国」オランダ、その教育とは?

■オランダと日本の教育、どんな違いがあるのでしょうか?

2017年9月の視察。

「いまやりたいことが一番目」を合言葉にしているスクールに携わっているので、
参考になる学校を希望したら、紹介してくださいました。

オランダにある、多重知性論を活用した教育モデル「VierKeerWijzer® 」が採用されている
小学校へ視察へ行ってきました!!

生徒数220名、教員数16名の小学校です。

★多重知性論を活用した教育モデル「VierKeerWijzer® 」とは・・・

「VierKeerWijzer® 」は、Howard Gardnerの多重知性論(MI)を活用したもので、
Marco Bastmeije氏が開発した教育モデルです。
人が一人ひとりが違います。
それぞれが得意分野があり、考え方も行動習慣も異なります。
そして人は自分が好む分野で思考や行動をしたがることから、VierKeerWijzer® は人の違いを認め、
子どもが得意な分野を通じて、学習すべき内容を主体的に学習する工夫がされています。

★多重知性論(MI)の8つの知能についてはこちらのサイトを参考にしてくださいm(__)m

子どもたちは、VierKeerWijzer®の時間、

自分の好きな、あるいは得意な知性を選び、それに取り組むことで、
地理や歴史、生物、自然科学、技術、交通、プレゼンテーション、
シティズンシップ教育などを学んでいました。

視察に行った時間は、午前。
実は、VierKeerWijzer®の時間は、午後・・(;^ω^)
とうことで、この学校では「VierKeerWijzer®」の説明と、
通常授業の様子を見せて頂きました。

午前中は一斉授業で、国語や算数の授業を行っていました。
それでも、その子のレベルにあった授業(飛び級もあります。)を、
多重知性論のパタ―ンで授業を行っているようでした。

この学校でも、4年前までは伝統的なスタイルの教育を行っていたそうです。
今の校長先生が赴任したのきっかけに、こんな学校にしたい!!とプレゼン(^^♪
2年前から、実施しているとのことでした。

VierKeerWijzer®の学びは、筆記テストでは測れません。
なので、テストがないのです。

どうやって理解を把握するか?
それは、先生が対話の中でチェックしていくそうなんです。

VierKeerWijzer®の学びは、
1つの課題で【5つ】の質問に答えないといけないそうです。

子どもが持っている知識を、先生が対話の中で把握する。
問いを理解しているか、チェックしていくのです。
先生の役割はとっても重要で、まさにコーチ!!!

子どもたちの理解度を把握するフォーマットも無いんだそう。
先生たちも、やりたいやり方、自分にあったやり方で記録していくんだそうです。

教材を作ってしまうあたりが素晴らしいなぁ・・。

先生の在り方はもちろんですが、
オランダは、教材や環境も、同じ質で整っている。
どこにいっても、感じる事です。

実際に、現場を見せて頂きました!!

オランダの2年生(日本の年長さんくらいかな)

次は、オランダの3、4年生。(日本の1、2年生)

図書コーナーがありました♪

オランダの1年生(日本の年中さんくらい)の教室。
コーナーわけされてましたね。
8つの知性ごとのコーナーわけもあって興味深かった~~。

 

 

オランダの5年生(日本の3年生)の教室。

スペリングの授業だそうです。

電子黒板当たり前ですね~
そして色んな国籍の子どもたちがいます。

できた!!!!
この辺りは、日本の教室や授業スタイルと変わらない感じがします。

 

「私たちが、VierKeerWijzer®の学びを紹介します」

そういって、作品コーナへと連れて行ってくれたのは、
オランダの8年生(日本の6年生)の子どもたち。

日本から視察の人が来るよ、
VierKeerWijzer®の学びを紹介したい人いる?
そう先生がたずねたら、クラスの半分が手をあげたんですって!!!

その中の代表の子どもたちが、
VierKeerWijzer®の学びを紹介してくれました。

ありがとう。

今どんなテーマでやっているのか。

自分が作っているゲームを見せれくれて、説明をしてくれました。

そして、最後にひと言

「何か聞きたい事はある?なんでもきいてくれていいよ。」

思わず、言葉が引っ込んじゃった(笑)
そして遠慮なく質問させて頂きました。

「今までのVierKeerWijzer®の学びで、心に残っているものは何だった?」

全員が即答でした。

「私は、前にやった魔女のことを調べたことが面白かった。」
「僕は、今やっているテーマが面白いと思ってる。」
「僕は、ゲームを考えて、みんなで校庭で実際にやったときが一番面白かった」

などなど。

自分の言葉で、自分が選んだ学びを話す。
その目の輝きと、伝わる誇り、自信。
心が震えました。

シェアしてくれてありがとう。
わかちあいって、こういうことをいうんだよね。

心に残った時間でした。

帰り際見つけたもの。
どこに学校にいっても、あるんだよなぁ。
学校のルール。
どこの学校も「コミュニケーションに関係すること」なんだよね。

VierKeerWijzer®の学びで感じた事。

★好奇心を元にした教育→動機が高い、自主的にしかならない
★お互いから学ぶことができる
★好きな学び方、取り組み方は、いずれは働き方へとシフトする

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  1. […] プレゼンをみながら、 オランダの学校の六年生がしてくれた、 プレゼンを思い出した。 […]

  2. […] 【オランダ教育現場視察レポ⑨】多重知性論メゾット採用の小学校(公立) […]

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