【オランダ教育現場視察レポ⑩】多重知性論メゾット採用の小学校(私立)

2018/09/26
 
この記事を書いている人 - WRITER -
木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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>>オランダの教育についての基礎知識

■子どもの幸福度が高い国」オランダ、その教育とは?

■オランダと日本の教育、どんな違いがあるのでしょうか?

2017年9月。

オランダにある、多重知性論を活用した教育モデル「VierKeerWijzer® 」が採用されている
小学校へ視察へ行ってきました!!

★多重知性論を活用した教育モデル「VierKeerWijzer® 」とは・・・

VierKeerWijzer® 」は、Howard Gardnerの多重知性論(MI)を活用したもので、

Marco Bastmeije氏が開発した教育モデルです。
人が一人ひとりが違います。
それぞれが得意分野があり、考え方も行動週間も異なります。
そして人は自分が好む分野で思考や行動をしたがることから、VierKeerWijzer® は人の違いを認め、
子どもが得意な分野を通じて、学習すべき内容を主体的に学習する工夫がされています。

 

★多重知性論(MI)の8つの知能についてはこちらのサイトを参考にしてくださいm(__)m

この学校では、
子どもたちは
「自分が好きな課題を選び」
「選んだ課題に取り組むこと」で
知識を身につけていました。

視察に行ったときに取りくんでいたテーマは・・

「西ヨーロッパについて」

自分が取り組みたい課題を選ぶんです。

課題のカードによって、取り組むことが全然違う。

先生は、子ども達がテーマに沿ってできているかどうか、
対話しながら確認します。

「何に取り組んでるの?」
「これはなぁに?」
「これは、どういうことなの?」
「何を学んだの?」

対話の中で、何をどれだけ理解しているのかを確認するそうです。
カリキュラムとして練りこまれているすばらしさはもちろん、
先生の在り方、センスがこの学びを支えていました。

 

子どもたちは、自分にあった課題を選べるので、
常に子どもたちの学習は主体的であり、
子どもたちはイキイキ(^^♪

  

 

全員が違うことをしている(^^)

環境の中に8つの知性が全て存在しているので
(大人が子どもたちをどのタイプとラベリングしない)
子どもたちは自分が得意とする知能ではない課題を選ぶこともあるんです。

それは、自ら新しい分野を経験することとなり、
また新しい知能を発見することにもなっています。

最後には、一人ひとり自分の学びを発表します。
丁度、みんな発表の準備をしていました。

一人ひとりの学びが、最後に全員の学びになる教育。
それが、このスタイルの学びでした!!!

学年によって、課題の難易度が変わります。

日本の1年生レベル。

日本の3年生レベル。

日本の6年生レベル。
もはや、質問の深さが。。。(^^;)
「アメリカンドリームは誰のモノ?」
みなさん、考え事はありますか??

日本の年長さんのクラス。
(オランダでは2年生のクラスです。)

オランダの学校の素敵なトコロ。
学校で使う言葉を学ぶってことが、1年のスタートのあるところ。

自分たちが使う「もの」の名前。
そして、モノだけではなく、「気持ち」の言葉もあるんです(^^)
言葉を知る。
大事なことですよね。

視察の中で、「何を学んでいるの?」
いろんな子ども達に声をかけました。

「私はね、この建物を調べて、今作っているんだよ。」
「私はね、お土産について考えたんだよ。」
「僕はね、家からこの場所までの距離を調べているの」
「私はね、この国の民族衣装を調べたんだよ」

みんな、自分の言葉で教えてくれる。
伝わってくる誇りや自信。
あぁ、この学びの全てがこれなんだなぁ。。。

視察の最後に、先生が教えてくれました。

「あるエイプリルフールの日、子どもたちにこんな嘘をついたの。
大変、この学校の学び方ではダメだって言われたの。
どうしましょう」

と(笑)

それを聞いた子どもたちがいったそうです。

 

「私たちは、この方法で学びたい!

この学びを私たちから取り上げないでほしい!!!

ダメなんかじゃない。

私たちが、ダメだと言った人達に、手紙を書くから!!!」

 

この言葉が、全てを物語っていると、話してくれました。
私も、そう感じます。

学びとは、本来、子どもたちにとってこう在るものだと。

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