【オランダ教育現場視察レポ②】アムステルダムの小学校(7年生のクラス)

2018/09/26
 
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木村 祐理
「子どもたちが魅せる奇跡だらけの世界」を届けるべく色んな場所で活動。子どもの幸福度、底上げ実践!をしつつ、自分らしい生き方実践中♪
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>>オランダの教育についての基礎知識

■子どもの幸福度が高い国」オランダ、その教育とは?

■オランダと日本の教育、どんな違いがあるのでしょうか?

2015年9月にはじめていったオランダ続き。
その時の視察の様子をまとめていきます♪

アムステルダムの小学校。
アムステルダムでは平均的なサイズの学校。

生徒数:260名

芸術に力をいれている学校で、
「子どもの個性に色をつける!」というのがスローガンだと
校長先生が教えてくれました。
教育スタイルは、オランダの伝統的なスタイルです。

この学校の7年生(日本の5年生)のクラスを見せて頂きました。

この時間は、算数の時間。
「割り算」の授業。
どんな授業か、わくわくです。

電子黒板!
この学校は、日本のスタイルと近くて、
1クラス25人くらい。
担任の先生と、アシスタントティーチャーが1人はいって、二人で見ています。
アシスタントティーチャーは、教員養成大学の学生さんだそうです。

先生:「ここに315個の箱があります。
1回で13個運べる台車があります。
何回で全ての箱を運ぶことができますか?」

「色んなやり方があるけれど、まずどのやり方でやる?」

・・・色んなやり方?ある??
そこに??が飛んだあなたの頭には、ひっ算が浮かんだはず(笑)
この先生のひと言に、実は大パニックになった日本の私たち。

「色んなやり方」がわからない!!!

先生:「まずは、簡単な数にしてみよう。簡単な数にするにはどんな方法がある?」

先生:「大きな数から、小さな数にしていくよ。まずは10を取っていこう。」

そういうと、315から、ひたすら「10」がひかれていきました。

・・・何をやっているんだろう!?
ますますパニックになり。

「315は10と5が集まった数だったね。
わかった?」

生徒:「わかった!」

・・・何がわかったの?
・・・答えは?

すっかり、頭が???

この教え方にも驚いたけれど、
実は、この時間、1クラスの中で、
3つのレベルわけされた、
習得度別学習が行われていました。

座っているグループは、同じ学習レベルの子どもになっています。
先生のレクチャーがわかった!グループから、
自分が持っているワークブックに取り組んでいきます。

先生は、わからない!というグループに向けて、
同じ問題を、違う考え方で解いていく方法をもう一度やりました。
その後、わかった!というグループは、自分たちのワークブックへ。

最後まで「わからない!」という子どもたちがいるグループに、
先生は、最後までレクチャーしながら、理解度をあげていました。

最後の最後までみてわかったことですが、
一番最後まで先生が見ていた子どもたちのワークブックは、
大きな数の足し算や引き算がメインでした。

クラスの子どもたち、全員がわかるように、
「色んなやり方があるけれど、どの方法でやる?」は、
先生が選んでいたんだろうな。

そんなことを感じた授業でした。

「私は、○○ってやったよ、どうやってやったの?」
「私は、△△!あれ?違うね?」

グループ内で、子どもたちがお互いに互いに学びあう。
そんな光景がたくさんありました。

このクラスの掲示物。
プレゼン資料みたい!!

高学年なので、
イラストや色遣いは落ち着いていますが。

やっぱり、目で見てわかる。
概念、物事の関連性、全体の繋がりを一緒にとらえる。
そんなことを感じる、掲示物の数々でした。

このクラスの視察で、残ったことはたくさんありますが。
一番は、これでしょうか。

「みんなとっても集中しているね」
「今日は、よく進められてるよ」
「いい調子だね!」
「よく協力し合えてるよ」

先生が、何度もクラス全体に向かって、声をかけるんです。
承認や励ましを!
できていることを、何度も伝える。

教室の空気がね、リラックスして、でも集中している。
素晴らしい空気。

決して、怒鳴ったり、できていないことを指摘したり、
そんなコミュニケーションが、本当に無いんですよ。

子どもたちは、集中しながら、自分で考えて、学ぶ。

自分が「できる」をただ積み重ねていける学習。
自分の「できる」を信じ、認めてくれる大人がいる環境。
自分の「できる」を仲間と分かち合うことで、育つ学び。

オランダの教育環境、まだまだ探っていきます。
レポは続く・・・。

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