ある時、私が発した言葉。
「つまんない。」
でもその言葉に対して、相棒がムスッとした。
その様子を見て、思った。
「これは、私の『つまんない』の気持ちが伝わっていないぞ・・・。」
こりゃまずい・・・。
そう思ったので、自分の中で「つまんない」という言葉以外の言葉を探した。
私のこの時の「つまんない」の意味。
「つまんない」という言葉に集約された私の気持ちを、伝えたい。
相棒がムスッとしたのも、わかる。
おそらく相手にとっての「つまんない」という言葉は、いわゆるネガティブな意味なんだ。
でもでもね、私の「つまんない」は、違うの。そんなネガティブじゃない・・・!むしろ、明るい意味なんよ・・・!
私が発した「つまんない」。
それは・・・
「もっと遊ぼうよ〜〜。つまんなぁ〜い。」
の意味の言葉だった。
もっと遊ぼうよ〜^^
もっとおもしろいことしようよ〜^^
そんなに考え込まないで・・・遊ぼぉ〜^^
そんな気持ちのこもった「つまんない」という言葉だった。(子どもの頃に発した「つまんなぁ〜い」と同じような感覚です。
なので、相棒に発した「つまんない」に対して、ふと自分でも懐かしい気持ちにもなりました。笑)
少し時間を経て、ようやく表現できるようになったので、相棒に伝えることに。
「さっきの『つまんない』さ、『もっと遊ぼうよ』って意味やってん。」
相棒に説明した。すると、やはり相棒は「つまんない」をネガティブな意味として捉えていた。その説明も聞いた。
やっぱりそうだったか・・・。
おもしろいことに、
これほど一緒に時間を過ごしていても、
日常を積み重ねていても、
わかり合っていると思っていても、
言葉の捉え方が、これほど、違うのだ。
もうこれは、「通じ合っている」とか「わかるでしょ」とか言葉以外のもので解決しようなんて・・・
楽に思えて、実はめっちゃ大変な解決策だ!
どんな相手に対しても・・・。
自分の考えたことや思ったことを
冷静に、
客観的に、
相手に伝える。
「こういう考えのもとで、これ(言葉や行動)を発したんだよ。」って。
でも、この説明ができること自体、自分の考えや思いを客観的にに見れていないと、できないことなんじゃないかと思う。
そう思うと、ゆうちゃんも成長したもんだ。
昔は、感情や感覚に任せて、すべてを言葉以外のもので解決しようとしていた。
自分の考えが「正しい」んだっていうスタンスで伝えようとしていた。
というか、その方法しかわからなかった。
「自分の取り扱い方」がわかっていなかった。
だから爆発時期とか、我慢時期とか、そういう事態になっていたし、その時期を繰り返していたんだなあと思うのです。
言葉一つに対して存在する視点・捉え方の違い。
そして、それをどう共有していくのか。
試行錯誤の日々、続きます。
この記事へのコメントはありません。